第4話 入学式 2 ページ5
ネコ「暇だ。」
入学式が始まり、
4人は隣同士で席についた。
ヨザ「だるすぎ。」
ネコ・ヨザ「「サボる？」」
クラ「ダメだよ？？」
キズナ「お前らサボったら往復ビンタの刑な。」
ネコ「怖すぎ・・・」
「新入生代表。アスモデウス君。」
ヨザ「誰？」
クラ「わかんない。」
「・・・に代わりまして、特待生イルマ君。」
「登壇してください。」
ネコ「イルマ？イルマって・・・あの入間？」
ヨザ「どのイルマ？」
キズナ「あれだろ。一生ぺこってたやつ。」
クラ「ああ。あの青髪の子！」
そんな話をしていると、
イルマは怯えながら登壇する。
ヨザ「入間頑張れーーーー！！！」
ネコ「入間君ファイトーー！」
キズナ「うるさい。黙ってろ。」
そして例の如く。
イルマがあの呪文を唱えるのであった。
入間「あべるはぅけ」
入間「たるとぅたり」
その瞬間、
空気が一瞬にして凍った。
ヨザ「何あれ？なんの呪文？」
ヒソヒソと小声で話すヨザクラ。
キズナ「確か・・・」
キズナ「あの呪文を噛まずに言えたら
その日転ばなくなるっていうやつだったか？」
ネコ「意味なw」
クラ「もし噛んだら？」
キズナ「四肢が爆発する。」
クラ「本当に意味ないやつじゃん？？？」
あとあと、
入間君はこの呪文のおかげで命拾いしたよ★
ヨザ「入間すげぇ！」
ネコ「お前はやっちゃダメだよ？」
ヨザ「やんないよ！」
キズナ「こいつがやったら秒で爆裂するだろw」
ヨザ「だからやんないって！」
クラ「私まだ、ヨザクラとお話ししたいよ。」
ヨザ「だからやんないって！！！！」
なぜかデジャブを感じるような・・・
入学式終了
ヨザ「あ〜！！終わった！！！」
ネコ「よし帰ろう。」
キズナ「早すぎんだろw」
クラ「・・・ん？誰か寝てるよ？」
ヨザ「え？どこどこ？？」
クラ「あそこ。」
ヨザ「起こしてこようかなぁ。」
キズナ「ちょっと待て。」
嫌な予感を感じ取り、
ヨザクラを止めようとするキズナ。
ヨザ「よっしゃ！叩き起こしてくる！！」
キズナ「待てって言っただろ！！」
そんなこともお構いなしに、
走るヨザクラ。
ヨザ「おっきろーー！！！」
そして、寝ている生徒に激突する。
キズナ「はぁ・・・」
呆れたようにため息を漏らすキズナ。
？「グハッ・・・・！！！」
寝ていた生徒は大ダメージを負った。
？「いだーーーーーー！！！」
？「何すんねん！！」
？「今いいとこやったのに・・・！！」
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作者名：ねこまろ | 作成日時：2023年8月14日 13時
