It's already OK.4 ページ17
．
「____あっ、みんな大丈夫やった？」
ニコリとお面を頭につけて笑うガムが握る棒は、依頼主の目の前に迫っていた。
「貴様らっ……何故っ……」
「俺らなめたらアカンで、おっさん。ある情報屋さんが教えてくれたんや」
「情報屋……まさか」
ジョニーの言葉に、少し考え込んだジャッキーが顔を上げる。
____そこからは案外、あっさりとしていた。取られてしまった3人の武器を取り返し、依頼主は殺さなかったがキツく絞り、7人は建物を後にした。
．
「……ホンマ、なんであそこが分かったん？」
帰りの車の中でマックからそう尋ねられた4人は、顔を見合わせて笑った。
「ある人が教えてくれてん」
「ある人……？」
首を傾げたアーセナルを見て、また4人は笑っていた。
．
「____今度は何よ」
カランカラン、と音を立てたのはマダムのBARの扉の鈴だった。
「ん、あぁ……彼奴らに情報渡したんアンタやろ？」
「なんの話かしらね」
不貞腐れた顔でそっぽを向くマダムに、ジャッキーは続ける。
「前に依頼主が手ェ組んでた事があった。情けないけどおかげさまで騙されたわ……その事、アンタは掴んどったやろ？」
「……正確には、彼奴らが手を組み始めてたことを、よ」
「まぁどっちでもええわ、彼奴らにそのこと伝えたんやろ？」
「……そうよ、あの男達は気に食わなかったから」
「ありがと、感謝しとく」
「あら、珍しい……素直じゃない、今日は」
「別にー……彼奴らも変わったなぁ……」
一つ欠伸をしてそう呟いたジャッキーを見て、マダムが顔を顰めた。
「いい加減あの子達の事も認めたら？」
「認める……？」
「ちゃんと考えなさい、貴方達3人だけじゃ無いんだから、この世界にいるのは」
ピクリと瞼を揺らしたジャッキーへ、マダムはフッと笑顔を見せた。
「あの子達も一人前なのよ、もう」
あの日見た笑顔の弟達を思い出し、ジャッキーは小さくため息をついた。
『It's already OK.』
**YOUMI様
あまりにも駆け足で書いた為に荒削りです…
長い時間も頂いたのにクオリティ低くて…
本当に申し訳ありません。
とりあえずは今の限界ですのでお許し下さい
リクエストありがとうございました！
いい名とアンタは、笑った→←It's already OK.3
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れな - ありがとうございます！ (2015年3月12日 0時) (
レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - リクエストのお話ありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。トッポを心配でするメンバーがよかったです。エースとトッポのコンビが好きなのでいつか、2人のお話もまた読めたら嬉しいです。これからも楽しみにしてます。 (2015年3月11日 22時) (レス) id: 84ad1a8f3e (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - れなさん» リクエストありがとうございます！ひとつ目の方ですが、同様のリクエストを他の方からも頂いているのでそちらと合体させていただきます。ふたつ目の方も書かせていただきますのでよろしくお願い致します！ (2015年3月11日 21時) (レス) id: 4ec3ff7e45 (このIDを非表示/違反報告)
れな - あと、アーセナルが拉致されちゃって、皆で助けにいく的なのがみたいです！ 何度もすみません！ (2015年3月10日 0時) (レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
れな - リクエストです！ トッポが何かしら無茶をして、怪我をしてしまって、ジャッキーが説教したらトッポが泣いちゃったっていうのがみたいです！笑 それで、ジャッキーが少し焦っちゃう的な笑 よろしくお願いします！ (2015年3月10日 0時) (レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年1月31日 22時
