Shall we FIGHT?2 ページ13
．
____とあるビルの一室で、二人の男が革のソファに座って対峙していた。腰を下ろしている男の後ろには2人の男と1人の男がそれぞれ立っていた。
「____ふうん、その話の根拠はなんや」
「俺のハッキング」
今にも誰かが動き出しそうな程の緊張感の中、ソファに座る片方の男が口にした言葉に、もう片方の男が返答する。
「別に信じるかはそっち次第や。仮にも今は敵同士……せやけどこの組が本当に標的になれば、必ず周りの組も加勢してくる」
冷静にそう言い切った男を睨みつけ、顎髭を生やしているもう1人の男はニヤリと口角を上げた。
「確かにこの状態のままで他の連中が来たら終わりや。この組は他と違ってチャカもあらへんからな」
「どうや、その時が来た場合のみ“一時休戦”っちゅうんは」
ソファから立ち上がった男は、笑う彼を見下ろして自らも微笑んでみせる。
「ふうん、若造も偉くなったもんや……グラッパ、サラミ」
自身を見下ろしてくる男を見上げ、笑顔を貼り付けたままで男は自分の後ろに立つ2人の男へ声をかけた。
「下の奴らに今の旨、伝えといてくれ。オヤジがおらん間に組が潰されてしもうたら話にならん」
「ほんなら、そういうことで」
チムニー、と背の高い男の名前を呼び、男____ニョッキは部屋を後にした。
「……なんや、オモロなってきたやん」
「ピノ、笑い事やないで。もしアイツが言っていた話がホンマやったら、マジでやらんとこの組は死ぬ」
ピノ、とソファに座ったままの男___チョッピノを呼んだのは、グラッパだった。
「ええやんか、生きるか死ぬかの戦いやで？」
「アンタはホンマ、危ない奴っちゃなあ……」
ケラケラと笑ってみせたチョッピノを見て、サラミが大きなため息をつく。
「それがオヤジの___暴留堂組の誓いや」
決して交わることの無いふたつの組織が世界の裏側で出会い、共に戦うのはまた別の話____
※続きませんよ！
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れな - ありがとうございます！ (2015年3月12日 0時) (
レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - リクエストのお話ありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。トッポを心配でするメンバーがよかったです。エースとトッポのコンビが好きなのでいつか、2人のお話もまた読めたら嬉しいです。これからも楽しみにしてます。 (2015年3月11日 22時) (レス) id: 84ad1a8f3e (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - れなさん» リクエストありがとうございます！ひとつ目の方ですが、同様のリクエストを他の方からも頂いているのでそちらと合体させていただきます。ふたつ目の方も書かせていただきますのでよろしくお願い致します！ (2015年3月11日 21時) (レス) id: 4ec3ff7e45 (このIDを非表示/違反報告)
れな - あと、アーセナルが拉致されちゃって、皆で助けにいく的なのがみたいです！ 何度もすみません！ (2015年3月10日 0時) (レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
れな - リクエストです！ トッポが何かしら無茶をして、怪我をしてしまって、ジャッキーが説教したらトッポが泣いちゃったっていうのがみたいです！笑 それで、ジャッキーが少し焦っちゃう的な笑 よろしくお願いします！ (2015年3月10日 0時) (レス) id: 7e221f6965 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年1月31日 22時
