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サロンから程近いアパートを出て、駅から電車に乗った。

コモまでは乗り換えも含めて3時間はかかる。
昼前に撮影隊は到着の予定らしく、私が朝から出発するよう言いわたされたのに納得した。




移動中に、アユミ先輩から受け取ったメモに再度目を通して、私は愕然とした。



『LDH.JAPAN.inc』

『Takanori Iwata』




「う、そ…」


この文字。

…何度見直しても間違いなく、彼の名前だ。



「…嘘でしょう?」



これは…絶対に引き受けてはいけない仕事だった。



身体中から全部の空気を吐き出すような溜息。
こんなに苦悩しているにはそれなりの理由がある。



それは、日本を経つ時に、犯罪まがいの方法を取って彼と、寝たから。


岩田くんは私の事なんて知らなくて、拘束した彼に一方的に身体を重ねた。


ずっと好きだったから。
それだけの自分勝手な理由。



あんな事、彼もそう経験することもないだろうから、きっと私の事を忘れる事もないはず。





…もちろん悪い意味で。

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作品ジャンル:タレント
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maki(プロフ) - アンさん» これにて終了です(´∀`) (2018年1月9日 19時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
アン(プロフ) - えっ(°▽°)終わりなん、この後、ムフフなあんな事、こんなポーズやら、なんやらって……wwまきちゃん、素敵なお話お疲れサマでした♪また、いつか素敵なお話待ってまふ (2018年1月6日 14時) (レス) id: f5712a4166 (このIDを非表示/違反報告)
maki(プロフ) - rikoponさん» はじめまして。コメントありがとうございます。大好きな作品だなんて、嬉しくて泣きそうです! (2017年12月28日 12時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
maki(プロフ) - アンさん» いつもありがとう。ライビュ満喫してきたよ! (2017年12月28日 12時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
rikopon(プロフ) - 初コメです。こんなにストーリーがドンピシャなお話なかなかなくて、すごく大好きな作品です(;_;)ここ最近ずっと更新楽しみにしてます!突然失礼しました。。 (2017年12月28日 0時) (レス) id: c6dcdeffb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:maki | 作成日時:2017年8月23日 15時

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