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岩田くんが、真剣な眼差しで私を正面から見つめている。
それだけで愛おしい気持ちが溢れて胸が苦しくなってしまう。



「俺は、アンタの事が好きだ」


頭の中でリピートしてみても聞き間違いではなさそう。

岩田くんが、、、私の事を?
嘘。
あんな酷いことをしたのに。

思いがけない言葉がかけられて、信じられない。
だけど、包まれた手から彼の暖かな体温を感じて、都合の良い夢では無いんだと何度も頭で繰り返した。



「う、そ…」

「嘘じゃないよ。好きだよ」

「私…だって、酷いことして」

「酷くないよ。
むしろ、ちょー良かったし?」


アハハ、って目を細めて笑った岩田くんが、今度はキュッと口角を上げて私を上目遣いで見上げる。


「どうしてあの夜、俺と寝たの?
…本当の事、言えよ」


その瞳は射るような強さを湛えて見える。

「遊びだ」なんていう私の嘘に、岩田くんはもう気付いているのだとわかった。

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設定タグ:岩田剛典 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:タレント
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maki(プロフ) - アンさん» これにて終了です(´∀`) (2018年1月9日 19時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
アン(プロフ) - えっ(°▽°)終わりなん、この後、ムフフなあんな事、こんなポーズやら、なんやらって……wwまきちゃん、素敵なお話お疲れサマでした♪また、いつか素敵なお話待ってまふ (2018年1月6日 14時) (レス) id: f5712a4166 (このIDを非表示/違反報告)
maki(プロフ) - rikoponさん» はじめまして。コメントありがとうございます。大好きな作品だなんて、嬉しくて泣きそうです! (2017年12月28日 12時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
maki(プロフ) - アンさん» いつもありがとう。ライビュ満喫してきたよ! (2017年12月28日 12時) (レス) id: d39b30adb2 (このIDを非表示/違反報告)
rikopon(プロフ) - 初コメです。こんなにストーリーがドンピシャなお話なかなかなくて、すごく大好きな作品です(;_;)ここ最近ずっと更新楽しみにしてます!突然失礼しました。。 (2017年12月28日 0時) (レス) id: c6dcdeffb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:maki | 作成日時:2017年8月23日 15時

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