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岡本さんが家までバンで迎えに来てくれた。
「うーっす」
直人「おう。がんちゃん」
直人さんと臣さん、健二郎さんが既に乗り込んでいて、皆で事務所へ向かう。
「どーした?なんか良い事あった?がんちゃーん」
事務所での打ち合わせの後、トレーニングルームに移動中、直人さんがまた声をかけてきた。
実はバンに乗った時から、何度も探りをいれてきてる。(笑)
剛典「えー?なんもないっすよ?(笑)」
直人「いやいやいやー見逃さないから俺。会ったときからさ、ゴキゲンじゃん。それにその服、昨日と同じー」
と、ニヤニヤ。
あ。
洗濯してもらったから着ても良いかと思ってたけど、ダメじゃん。
なんて言い逃れをしようか思案していたら、横からズバッと切り込まれる。
臣「おんな?」
臣さん、直球来た。(笑)
「いやーそうなんすけどー、違うといえば違うんすけど。」
確かに女の子の家で一晩過ごしたけど
何もしなかったし、ね。
なんて言ったら皆驚くだろーな。
臣「なに。その歯切れの悪さ(笑)」
フフっと笑う臣さんの横顔は相変わらず整っている。
ボーカルの二人も今日はトレーニングを一緒にするようだ。
ロッカールームで、24のジャージに着替えながら、軽く相談してみる事にした。
「普通、一緒の部屋で一晩過ごしたら、ありますよね?コトが」
直人「…。あるんじゃない?かなり高確率で」
臣「なに?オマエ、ヤラなかったわけ?」
「…。」
直人「うそ。がんちゃん、明日雪が降るよ!?」
「俺、どんなヤツなんすか(笑)」
臣「え?だってがんちゃんだよ?(笑)」
「なんかもー、デート誘ったのに断られるし。おっかしーなー(笑)」
直人「ダメだ!明日、槍が降る…」
自分の身体を抱きしめてガクブル震えるポーズの直人さんが可笑しくて、
「ふは!(笑)槍が降らないように頑張ろうかと思ってますよー」
ふんふーんと鼻歌を歌いながら腕を回してから、トレーニングを始めた。
これ、終わったら、Aに連絡入れよう。
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Happy Lovers of Time(プロフ) - ひとむさん» コメントありがとうございます。素敵だなんて、まだまだ拙くて申し訳ないですが、楽しんでいただけるよう頑張ります! (2015年10月9日 20時) (レス) id: 7c48fcd4e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひとむ(プロフ) - 初めまして!すごく素敵な小説ですね ニヤニヤがとまりません(笑)甘い岩田さん楽しみにしています、頑張って下さいね! (2015年10月9日 12時) (レス) id: f4d20f55fc (このIDを非表示/違反報告)
Happy Lovers of Time(プロフ) - rimidayoさん» いつもありがとうございます! (2015年10月7日 1時) (レス) id: 7c48fcd4e8 (このIDを非表示/違反報告)
rimidayo(プロフ) - ずっと応援してるよ!naoより (2015年10月6日 21時) (レス) id: 10bfd819ae (このIDを非表示/違反報告)
Happy Lovers of Time(プロフ) - ハチ子さん» ハチ子先生には負けます (2015年10月6日 21時) (レス) id: 7c48fcd4e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maki | 作成日時:2015年9月5日 19時