15話〜私の式神〜 ページ16
滝川「何だ今の声は！？」
ジョン「松崎さんの声と違うやろか」
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝと扉を叩くおとが聞こえる
渋谷「…あっちか」
ーーードア前ーーー
松崎「開けて！ちょっと開けてよ！」
渋谷さんが開けようとするがびくともしない
渋谷「おかしいな」
滝川「かしてみろ」
滝川さんがしても同じだった
滝川「仕方ねえな、おい蹴破るぞ！退いてろ綾子！」
松崎「勝手に呼び捨てにしないでよ！」
滝川さんが蹴破るのを寸前で止める
『お待ちください』
滝川「お？」
『そのまま蹴破っては松崎さんが危険です……私にお任せください』
滝川「ほー…んじゃ、陰陽師の力を見せてもらおうか」
陰陽師ってか…式神の力なんだけどね
『【我の力となり、命の源となりける式神よ、我に力を与え、我の命に従いたまえ】』
新月《呼んだ！呼んだ！》
三日月《呼んでくれた！呼んでくれた！》
半月《待ってた！待ってた！》
満月《遊ぼ！遊ぼ！主様！》
全『！！！？？』
皆は驚いた顔をしている…当たり前だ、目の前に急に四体の龍が現れたのだから
『皆、この扉を安全に壊してくれない？』
三日月《それなら僕が得意だよ！》
扉が淡い光に包まれ、収まった瞬間扉はｷｨ…と音を立てて空いていた
『有難う、もう戻っていいよ』
新月《もう？もう？》
三日月《まだ居たい》
『我が儘言わないで？』
半月《行こう、行こう》
満月《主様、困ってる》
すると皆は名残惜しそうに別れをいいながら消えていった
原「…今のは……式神ですか…？」
『はい』
麻衣「A…凄すぎ……」
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朱雀月夜(プロフ) - とっても面白くて好きです!更新待ってます! (2022年2月10日 21時) (
レス) @page24 id: feded0a453 (このIDを非表示/違反報告)
どんどこどん - この本好きなんです！更新待ってます。ぜひ書いてください！！！ (2020年9月3日 17時) (レス) id: 0150ab918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犬神
| 作成日時：2018年10月16日 1時
