人間不信の少女は狼陛下の花嫁の世界で生きています2【狼陛下の花嫁】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,612 hit

47話ページ2

ーーー後宮ーーー

陛下「日々険悪さが増していくよね」

『向こうが睨んでくるんですさ…此方が少し本気を出して睨めば少しは大人しくはなりますが…暫くすると逆戻りですさ』

今は季順殿と陛下と今後についてを会議形式で行っている

季順「こちらにも再三出入りを止めろと言ってきますよ。どうです陛下、【忙しくて後宮まで目が届かないから安全性のため妃をこちらに】という話でしたが…忙しさのピークは過ぎましたしお妃には通常の生活に戻っていただいても……」

陛下「Aが居ないとやる気でないよ？」

季順「A殿頑張って耐えてください」(即答)

陛下「方淵も役に立つからはずしたくないしなー…狼陛下からちょっときつく言っとこうか」

陛下は確か狼陛下を慕っている柳方淵を気に入ってるんだったな…

『それには及びませぬ。職場の対人関係くらい自分で解決いたす』

そう…嘘偽りの笑顔で対応をすればいいんだ……何故気がつかなかった？

陛下「でも…」

『イヤミだけで実害はありませぬ。なんとかいたします』(微笑

陛下「‼️…何かあったら直ぐにいってね？」

『大丈夫ですと』

こんなことで頼ってはいかぬ……前世で得意だったではないか…【一人で生きていくのも、愛想笑いを繰り返していくのも】