10.食事 ページ10
『此処です』
森の中にポツンと佇む大きな屋敷。大きさとしては…まあ産屋敷家を想像してくれればOKだ
俺は琴葉さんを客室まで案内して此処で待っているように行った
『さて…と』
俺は台所に向かい合う。今は深夜だからお腹も空くだろうから先ずは腹ごしらえだ
作るのは…琴葉さん用の天麩羅と…伊之助には離乳食でいいか?離乳食は山菜と鶏肉にしよう
〜少女調理中〜
『良し、いい出来だ』
俺は出来た料理をお盆に乗せて客室へと持っていく
『お待たせしました』
琴葉「そ、それは…!」
琴葉さんはお盆の上の料理を見て目を輝かせた
琴葉「天麩羅…!!」
親子揃って天麩羅好きなのか…天麩羅にしてよかった
『どうぞ。こちらの離乳食はそちらのお子様に作ったものです』
そそくさと料理をちゃぶ台に天麩羅と離乳食を置いて自分も席に座る
琴葉さんはあんな事があったばかりだからか、あまり手をつけない。毒入りだと警戒してるのか?
俺は琴葉さんの天麩羅と伊之助の離乳食を一口ずつ食べた
琴葉「えっ…」
『毒なんて入っていませんよ』
そう言って自分のご飯を食べ始める。琴葉さんもそれを見て食べ始めた
琴葉「(パクッ…!!美味しい……!!」キラキラ
琴葉さんはパクパクと食べ始め、伊之助にも離乳食を食べさせていた
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:帽子神 | 作成日時:2020年3月25日 18時