3.緊急の呼び出し ページ3
兄さんの家でご飯を食べてたら、珍しく雪が慌てて入ってきた
宇随「お前が慌てるなんて珍しいな。どうしたんだ?」
雪「主人がお館様に収集を受けました。恐らく十二鬼月が出た模様です」
十二鬼月…上弦じゃない。下弦だ。上限はそう簡単に姿を見せてくれないから
下弦じゃ私を傷つけることは出来ないし、最近弱いやつばかりだったし…そもそもお館様の命令だから行かなくちゃ
私は側に置いてあった刀を持って立ち上がった。服は隊服を常に着てる
宇随「お館様からじゃあ仕方ねえか…俺でも良かったんじゃねえか?」
雛鶴「天元様は今日任務帰りでしたから」
蒼「ピー!」
今度は蒼が入ってきた。蒼は雪と違って話すことが出来ない。けど私は耳も良いから、蒼がなんて言いたいのかはわかる
私が部屋を出ようとしたら兄さんが声をかけてきた
宇随「おい、任務に行く時は何て言うんだったか?」
あ、そうだった。忘れてた
『行ってきます。兄さん。雛姉さん。まき姉さん。須磨姉さん』
四人「「「行ってらっしゃい」」」
私はお館様の屋敷へ向かった
〜産屋敷邸〜
お館様「来たね、A」
私はしのぶの隣に座っていた
お館様「相変わらずだね。静電気のように放たれる一瞬の気配がなければ気付かなかったよ」
お館様は私に話しかけてくれるけど、私は答えずにただ命令を待つだけ
お館様「これから義勇としのぶと一緒に那田蜘蛛山へ行ってほしいんだ。十二鬼月が居るかもしれないから"柱"を行かせなくてはならない。何時も通り、隊士は助けてあげてね」
『御意』
私は今度は那田蜘蛛山へと向かった
〜その後の産屋敷邸〜
ピリッと小さな静電気の音がしたかと思ったら、そこからAの姿は消えていた
遅れをとらぬようにと胡蝶と冨岡もそれに続く。その場に残ったお館様は静かに微笑んでいた
お館様「この出会いは、きっとあの子の心を変えることになるだろうね」
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帽子神(プロフ) - 梅干し太郎さん» 夢主ちゃんは隻眼の喰種です!東京喰種についても教えていただければ幸いです! (2020年1月31日 0時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 作者様がいいなら別に良いですけど東京喰種のこと教えましょうか? (2020年1月30日 17時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - あー好き!ついでに質問なのですが夢主ちゃんは隻眼なのですか?それとも嚇眼ですか? SSレート強すぎ (2020年1月30日 17時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 好きです!次の更新待ってます! (2020年1月13日 10時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帽子神 x他1人 | 作成日時:2020年1月9日 18時