善逸君に成り代わりました【鬼滅の刃】

5.兄弟子 ページ5

暫く歩き、山を越える。その先に家はあった

原作で見た通りだな…果樹園もあるな

桑島「ここが儂たちの家じゃ。少し待ってろ」

桑島さんは家の中に入ると一人の男を呼び出した。黒髪に短い前髪。首には黄色の勾玉がついた青い紐の首飾り…

善逸の兄弟子……獪岳だった

どうしよ…私善逸君の成り代わりだし、嫌われるのかな？

桑島「A、お前の兄弟子になる獪岳だ。ほれ、挨拶せい」

獪岳「…獪岳だ」

『えぇと…我妻A…です……』

挙動不審すぎたかな？

桑島「此処には獪岳以外にも弟子たちがいる。仲良くするようにな」

待て待て待て。話が飛んでる

『弟子…って？』

桑島「……Aには鬼狩りの修行をしてもらう。その為に連れてきた」

あ、やっぱり？原作知ってるから良いんだけどさ…善逸君本人だったら叫び出してただろうね…

『鬼狩り……わかりました』

桑島「？鬼がいるのか、とかは聞かないのか？」

『風の噂で聞いたことがありますから。鬼のことも、鬼狩り様のことも』

桑島「そうか……先ずは身なりを整えてからじゃな。今日は風呂に入って飯を食べて寝ろ。明日から訓練じゃからな」

『はい……明日から宜しくお願いします。獪岳さん』

獪岳「…………ﾌﾝ」

獪岳は私を無視して家の中に入ってしまった

不満の音…やっぱり、私が来たから…

出来れば鬼になんて…したくないなぁ……

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