52.戦闘開始 ページ32
操鬼「君柱じゃないの?少なくとも其処の白髪よりは強いと思うんだけど…」
経験が足りない…と言いたいが、桑島さんの家の近くにあった山に鬼も居たから実践経験も豊富だ
本当に感謝だな
操鬼「まあお喋りは此処までにして戦おうよ。殺してあげるから」
『それはこっちの台詞だよ』
宇髄「派手に頸を落としてやる」
これが合図に戦闘が始まった
すると周りからわらわらと人間が集まってきた。女子供なんかも居る
操鬼「クスクス…俺に近づくとこの人達も斬っちゃうよ?良いの?」
『屑が…!』
宇髄さんの呼吸は爆発するから無闇には出せないだろう。だとしたら私しか居ないが…
操鬼「俺の血鬼術はね、自分より弱い生き物を操れるんだ。けど上弦の鬼は規格外だからもっと食べてもっと強くならないと。女子供は栄養が豊富で美味しいからね…一度食べると止まらないよ……男は興味ないからさ、消えてよ」
その瞬間、一瞬で操鬼は私たちの後ろに移動していた
宇髄「ゲホッ」
宇随さんの胸には大きな五本の引っ掻き傷があった
その途端、プツンと何かがキレた。さっきの操鬼の言葉と今の宇随さんの怪我で何かがはち切れたのだ
『お前は…命をなんだと思っている…?』
辺りの空気がビリッと張り積めた
宇髄「A…?」
『失われた命は回帰しない。二度と戻らない。生身の者は、鬼のようにはいかない』
言葉が溢れて止まらない…周りの音が風の音すらも聞き逃さずに頭に入ってくる
私は何に怒ってる?わからない…
"誰かが私の中から叫んでる"
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ゆうり?★*゚(プロフ) - あの、上から目線で申し訳ないんですけど、堕姫と妓夫太郎2人合わせて、上限の陸ですよ (2020年10月11日 20時) (レス) id: ec244321f3 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 36話の所セリフ言ってる所は雷の痣が出てると良き。 (2020年4月5日 6時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
load(ロード)(プロフ) - 作者さん 作者さん お館様のお呼び出しのところが日本の刀になってます (2020年2月12日 15時) (レス) id: 038cd1b127 (このIDを非表示/違反報告)
-kanon-(プロフ) - すごい好きです!続き待ってます! (2020年1月30日 16時) (レス) id: f964e58a5c (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - https://www.pixiv.net/artworks/61962532 pixivのNEO様の作品と、3話目のお話の台詞が似ているなぁと感じました。同一人物かもですし、たまたまかもと決めつけは出来ないので、善悪の判断まではいたしません。多少の既視感ゆえ、コメント失礼いたしました。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: 8507d484c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年12月12日 18時