善逸君に成り代わりました【鬼滅の刃】

28.お館様とご対面 ページ28

あれから私は準備を済ませ、今は隠の人に背負ってもらっている

暇だったので桑島さんに説明してもらった事を話そうと思う

先ずは日輪刀。日輪刀は持ち主によって色が変わり、其々の色ごとに特性がある

しかし金の刃になる者は数が少なすぎて詳しい詳細がわからない

わかっているのは、雷の呼吸の適正を遥かに裏回る"何か"があるということ

その"何か"がなんなのかは誰も知らない

次に隊服。鬼殺隊の隊服も特別な繊維で出来ている

通気性は良いが濡れにくく燃えにくい。雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂くことすら出来ない

すると耳栓が外された。着いたのだろうか？

隠「お屋敷に着いたので目隠しもとりますね。呉々もご無礼の無いよう…」

目隠しを外され、一気に明るくなった

辺りには…綺麗な庭園が広がっていた

側ではｷｬｯｷｬｯとご息女様方が手鞠遊びをしている心和む光景があった

そして縁側には顔に火傷痕のような傷を持つ男性…産屋敷輝哉が居た

お館様「よく来たね。私が君に手紙を出した産屋敷輝哉だよ」

私は膝をついて頭を下げた

『此度鬼殺隊へ入隊しました。階級癸、我妻Aです』

お館様「そんなに固くならなくて良いよ。今回は私が無理を言って呼んだのだから」

『いえ、そういう訳にもいきません。貴方様はこの鬼殺隊を支え、導く唯一の人なのですから』

しかし相変わらずﾎﾜﾎﾜする声だな…確か1/fゆらぎ…なんとかかんとかって名前だった気が……

耳が良いからかな？余計気持ちが高まる

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