正反対の竈門兄妹5【鬼滅の刃】

208.お嫁さんを探せ ページ8

女性「炭子ちゃん、梅姫ちゃん、ちょっとあれ運んでくれる？人手が足りてないみたいで…」

炭治郎「わかりました！鯉夏花魁の部屋ですね」

『すぐ運ぶ』

女性2「二人ともよく働くねぇ」

女性「白粉をとったら炭子ちゃん額に傷があったもんだから昨日は女将さんが烈火の如く怒っていたけど…」

炭治郎「はい！働かせてもらえてよかったです」

女性2「それに姉弟なんでしょ？それで一緒にさせてもらってるって…よかったねぇ」

そう、俺達は此処では俺が姉役なのだ。その方が都合が良いからな

俺達は荷物をもって鯉夏花魁の部屋へ向かった

ここか？

鯉夏花魁の部屋には二人の女の子がヒソヒソと何かを話していた

少女1「"京極屋"の女将さん窓から落ちて死んじゃったんだって。怖いね。気を付けようね」

少女2「最近は"足抜け"していなくなる姐さんも多いしね。怖いね」

炭治郎「【足抜け】って何？」

『聞いたことないんだが…』

俺達は聞きなれない言葉に話に割ってはいった

少女1「えーーっ炭ちゃんに梅ちゃん知らないのぉ」

少女2「凄い荷物だね！」

炭治郎「鯉夏花魁への贈り物だよ」

少女1「【足抜け】っていうのはねぇ、借金を返さずにここから逃げることだよ。見つかったらひどいんだよ」

『そう…』

少女1「好きな男の人と逃げ切れる人もいるんだけどね」

少女2「こないだだって須磨花魁が…」

炭治郎．俺「「！」」

須磨…宇髄の嫁だな

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