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不死川弟を探していると炭治郎が急に言い出した
炭治郎「甘露寺さんはなぜ鬼殺隊に入ったんですか?」
甘露寺「ん?私?恥ずかしいな〜えーどうしよう、聞いちゃう?あのね…添い遂げる殿方を見つけるためなの!!」
その答えに俺達は唖然とした
甘露寺「やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ女の子なら。守ってほしいもの!わかる?この気持ち。Aちゃんは女の子だからわかると思うけど男の子の炭治郎君には難しいかな」
え…蜜璃より強い男…って言ったら…え……?だって蜜璃って変異個体で…え…?
…………うん、考えるのは止めよう。そうしよう←
暫く探して知ると蜜璃の隠がやって来た
隠「甘露寺様。間もなく刀が研ぎ終わるそうです。最後の調整のため工房の方へ来ていただきたく…」
甘露寺「あらー。もう行かなきゃいけないみたい」
炭治郎「気になさらず!見送りします」
甘露寺「いいのよ。多分深夜発つことになるから」
炭治郎「いや、でも…そうですか…うーん」
炭治郎は納得していない様子だった
甘露寺「炭治郎君、Aちゃん。今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね。あなた達は上弦の鬼と戦って生き残った。これは凄い経験よ。実際に体感して得たものはこれ以上ないほど価値がある。五年分、十年分の修行に匹敵する。今の二人は前よりももっとずっと強くなってる。甘露寺蜜璃は竈門兄妹を応援してるよ〜」
そう言って笑った
炭治郎「ありがとうございます。でもまだまだです。俺は宇髄さんに"勝たせてもらった"だけですから。もっともっと頑張ります。鬼舞辻無惨に勝つために!」
『確かに、天元がいなけりゃ俺達は今この場に居ない。俺達の目標は鬼舞辻無惨の頸を斬ることだが…今の俺は上弦の壱相手にあんな重傷を負っちまって…柱として情けない。だからまだ頑張るさ。鬼舞辻無惨を殺すため…そして、皆を守るために!』
そう言って俺はニッと笑った
甘露寺(キュン!!
甘露寺「二人は長く滞在する許可が出てるのよね?」
炭治郎「あっハイ、一応は…」
甘露寺は隠の人と目を会わせると、俺達に近づいて耳元でこういった
甘露寺「この里には強くなるための秘密の武器があるらしいの。探してみてね」ヒソヒソ
甘露寺「じゃあね!」
甘露寺と隠は去っていった
すると炭治郎が握り飯の乗った皿を頭上にあげたかと思うと急に鼻血をだした
『ちょ、おい!汚れる!!』
その日は慌ただしく終わった
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紡 - 204話、富士の家になっていますが、藤の家が正しいです。 (2020年4月3日 17時) (レス) id: f3f2e83d09 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴソフト??(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!ところで藤の花の家ですが富士ではなく藤ですよ… (2020年1月25日 20時) (レス) id: 078ef9217c (このIDを非表示/違反報告)
帽子神(プロフ) - 萃葉さん» コメント遅くなってごめんなさい!こんな作品を楽しみにしてくれてありがとうございます!更新もがんばりますね! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
帽子神(プロフ) - 田んぼさん» コメント遅くなってごめんなさい!更新がんばりますね! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
萃葉 - いつも楽しく見てます!続きが凄く楽しみです!更新待ってます! (2019年12月10日 6時) (レス) id: 00a188ef2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年11月30日 18時