正反対の竈門兄妹5【鬼滅の刃】

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妓夫太郎「なぁオイ今どんな気持ちだ？一人だけみっともなく生き残って。頼みの綱の妹達は一人は死にかけ、一人は殆ど力を使い果たしてるぜ。なあ。虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず、何で生まれてきたんだお前は。どうする？弱い弱いボロボロのみっともねえ人間の体で俺の頸を斬ってみろ。さあさあさあ!!」

炭治郎は近くにあった香り袋を爪で引っ掻いて動きを止めた

妓夫太郎「ひひひひっ！！！そうかそうか、土壇場で心が折れたか。みっともねえなあ本当にみっともねえ!!みっともねえが俺は嫌いじゃねえ。俺は惨めでみっともなくて汚いものが好きだからなあ。お前の額のその汚い傷!!いいなあ愛着が湧くなああ」

妓夫太郎「そうだ、お前も鬼になったらどうだ!!妹達のためにも!!そうだそうだそれがいい。鬼になったら助けてやるよ。仲間だからなあ。そうじゃなきゃあ妹達もぶち殺すぞ。他人の妹なんか心底どうだっていいからなあ」

妹鬼「やだお兄ちゃんやめてよ！アタシ絶対嫌だからね!!」

妓夫太郎「鬼になれば一瞬で強くなれるぜ。不自由な肉体とはおさらばだ。なああなああどうする？」

炭治郎は一気に顔をあげた

妓夫太郎「悔しいんだなあ自分の弱さが。人は嘆く時天を仰ぐんだぜと涙が溢れねえようになああ」

炭治郎「俺は…俺達(・・)は……準備してたんだ」

炭治郎が妓夫太郎に頭突きをかます

その瞬間に俺が雛鶴から貰ったクナイを妓夫太郎の足に刺した

妹鬼「お兄ちゃん何してるの！早く立って!!」

妓夫太郎が倒れたすきに炭治郎が妓夫太郎の頸に刀をいれた

俺は急いで毒の分解に勤しむ。体を…足を動かせるようになるまででいい！

腕だけじゃ意味がないんだ…!!急げ…!!

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