正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

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造魔「あはは!!俺を殺すか！そうか！十二鬼月であるこの俺の頸を斬れるかな！？」

コイツは強い。それはわかる…が、この技を前にお前は俺の存在を感じることが出来るか？


闇の呼吸．弐ノ型…暗記流感


数秒間自分の存在を消すこの技を破ったのは今までに存在しない

あの鱗滝でさえも見抜けなかったのだ

造魔「丸見えだよ」

『なｯ!?』

鬼の手から刃物が出てくる。俺は咄嗟に刀で受け流した

造魔「俺の血鬼術はどんなものでも造り出すことができる。今は全てを見通す目を造ったんだよ」

『ﾁｯ…』

そんなの勝ち目ないじゃねえか…だが、二人を守るには勝つしかねえ…

仕方ない…アレ(・・)を使うか

『善逸！正一！』

名前を呼ぶと二人は肩を揺らしてこっちを向いた

『この力の事は…俺達だけの秘密にしてくれ』

二人は意味がわからないという顔をしている

『ﾊｧｧｧｧｧｧ…【氷柱ノ舞】』

空中に氷柱が現れ、鬼を貫く

全「「「！！？」」」

造魔「何だ…何なんだそれは！？お前は人間なのに、何故血鬼術(・・・)が使えるんだ!!」

『血鬼術？これは俺の特異体質だ。生まれつき氷を操る力を持ってるんだよ』

造魔「嘘だ…俺の目でも見通せなかった…何故……」

『最初に息を吐いただろ？それには藤の花の成分が含まれていてなぁ…弱体化くらいは出来ただろ』

俺は刀を構えた

造魔「イヤだ！負けるはずがない!!十二鬼月であるこの俺がァァァァ！！！」


闇の呼吸．壱ノ型…修羅荒木


ｻﾞﾝｯ…と音がした後に、ｺﾞﾄﾝと首が落ちた。鬼は灰となって消え去った

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