正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

73 ページ23

女は何度も何度も金髪男を殴った。少しやりすぎだと思ったから俺は女を引き剥がした

『落ち着けって』

金髪「うわぁぁん」

男が惨めったらしく泣くなよな…てか女も暴れないでくれ！肋が痛いから…

女「いつ私があなたを好きだと言いましたか!!具合が悪そうに道端で蹲っていたから声をかけただけでしょう!!」

金髪「俺のこと好きだから心配して声かけてくれたんじゃないの！？」

自意識過剰…か…？

女「私には結婚を約束した人がいますので絶対ありえません。それだけ元気なら大丈夫ですねさようなら!!」

金髪「待って!!待っ…」

女は怒りながら去っていった

金髪「何で邪魔するんだ…何なんだよその顔!!」

炭治郎はまるで別の生物を見るかのような顔で金髪を見ていた

多分俺も同じ顔をしている事だろう

金髪「やめろーーーっ!!何でそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ双子で全く同じ顔して!!お前ら責任とれよ!!お前らのせいで結婚できなかったんだから」

俺たちの顔は余計に歪んだ

金髪「何か喋れよ!!俺はもうすぐ死ぬ!!次の仕事でだ!!俺はな、物凄く弱いんだぜ舐めるなよ。俺が結婚できるまでお前らは俺を守れよな」

弱い…？だがコイツの色は…

炭治郎「俺の名は竈門炭治郎だ!!」

『炭治郎の双子の竈門Aだ』

善逸「そうかい!!ごめんなさいね。俺は我妻善逸だよ。助けてくれ炭治郎にA」

助けてくれって…コイツ、本当に鬼殺隊士か？

74→←72.我妻善逸

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す