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〜2日目〜
『…寝坊した…俺らしくねえな…まあいい。2限から出るか』
〜学校〜
『あ、星也に前田』
前田「おう!A!お前も寝坊か?珍しいな」
星也「Aの寝坊は珍しいが、前田は【また】寝坊か」
前田「あの噂のまじないのレポートまとめてたんだよー。ったく、眠いったらありゃしない」
『先に宿題をやれ』
前田「まあまあ…………ってあれ、凜?おい、今授業中だろ。どうしたんだ?」
凜「…………っ!」
凜は俺達を見ると血相を変えて保健室へ駆け込んだ
前田「あ、おい!凜!」
後を追いかけて保健室に入ると、凜は俺達と向かい合うようにたっていた
前田「おい、凜?一体どうしちまったんだよ?」
凜「…すまん月宮、A。折角原稿手伝ってくれたのに……約束、守れそうにない」
星也「凜?」
凜「あれは恋のまじないなんかじゃない。呪いだ。人を殺す、呪いだ。私が、私があんなまじないをしなければ、こんなことには……ぐぅっ!!」
『凜……?』
凜「ぐっ、ぅっ」
凜は急に苦しみだした
凜「いた、いたいぃいいいいぃいい」
前田「お、おい。凜」
凜の身体は下半身から段々と割けていき、そして……
凜「ぎっ……い…」
凜の身体が真っ二つに割け、絶叫が保健室に響き渡る
前田「……………………へ?凜?凜ってば。おーい」
前田は事実を受け入れられないのか、凜に話しかける。が、当たり前のように返事はない
前田「……うそ、だろ」
今度は前田の絶叫が、保健室に響き渡ったのだった
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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年7月3日 1時