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凜「そのおまじないは廃村になった今でも効果があるそうで、そこへ行く者が絶えないそうだ」
俺達は何時もの四人で集まって、凛と前田から話を聞いていた
星也「で。お前と前田、二人揃ってそこへ行って来たってわけか。オカルト人め」
凜「超心理学及び超常現象研究部の一員として放っておけない物件だからな!」
星也「あっそ」
前田「へへん!羨ましいだろー!」
星也.俺『別に』
前田「つ、冷たい……」
『つうか、まじない目当てで行ったってことは…何だ、お前ら付き合ってたのか?』
凜「違う。部員として一緒に行っただけだ」
『そのまじない信じてない癖して、よくそんな軽率な真似が出来るな……』
前田「それに俺の名前は書いてないし」
凜「私は書いたぞ。安心しろ!君達の名前もしっかり書いておいてあげたからな!」
星也.俺『は?』
前田「折角だからお前達にも恋の幸せのおすそ分けをって思ってな!俺っていいやつだろー?」
星也.俺『いい迷惑だ』
凜「ほら、君達よく一緒に居るだろ?なので、君達をペアで書いてきた」
『俺達に付き合ってほしいのか?』
前田「うっわー同性愛だー!涼しい顔してとんだ性癖の持ち主だったんだなぁ。ふ、た、り、と、も☆」
星也「どうでもいいけどお前次の授業の宿題終わらせたのか?今日先生に当てられる番だろ」
教室に前田の絶叫が響く
前田「ああぁあぁぁぁぁああああ!!!!忘れてたぁぁぁああああああぁぁぁぁぁああああ!」
前田は瞬間的に静かになって一言
前田「月宮くん。Aくん」
と言った
星也.俺『断る』
前田「まだ何も言ってないじゃんかよー!!」
凜「…………?」
『凜、どうした』
凜「いや……何か下半身に違和感が……」
星也「は?」
すると半音ずれたおかしなチャイムが鳴った
凜「相変わらずこの学校のチャイム音はおかしいな。じゃ、また後で」
星也「ほら、さっさと座れ」
『じゃあ、頑張れ』
前田「薄情者ぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」
こうして授業が始まった
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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年7月3日 1時