朱菜の妹は正反対【転スラ】 (ページ10)

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リムル「お、おいおいちょっと待て！俺が何だって！？」

若「魔物を使役するなど普通の人間に出来る芸当ではあるまい。見た目を偽り、妖気を押さえているようだが甘いな。オーガの巫女姫の目は誤魔化せん」

オーガの巫女姫…な…俺もそんな風に呼ばれる筈だったのにな…

若「ふん、答えを聞くまでもない。貴様の正体は全てその仮面が物語っている」

は？仮面？たったそれだけで？

リムル「待ってくれ、何か勘違いしてないか？これはある女(ひと)の形見で…」

若「同胞の無念、その億分の一でも貴様の首で購ってもらおう」

若は完全に冷静じゃない…か……はぁ

リムル「ランガ、魔法を使うのはどいつだ？」

ランガ「はっ、巫女姫と呼ばれた桃髪の女です」

リムル「では彼女の牽制を頼む。残りは俺がやる」

ランガ「それではリムル様が6人を相手取ることに…」

リムル「問題ない。負ける気がしない(多分)」

ん？かっこの中が見えたような…

若「…真勇か蛮勇か。その度胸に敬意を払い挑発に乗ってやろう。後悔するなよ」

～リムルsaid～

合計7人かと思われたオーガ…だが、大賢者さんが言うには

《応。水色髪の女はオーガ族に化けている【何か】かと思われます。解析…妨害されました。計測できる魔素量は個体名．リムル=テンペストの約10倍。上限は推測不可能です》

だ、そうだ

つまり…あの女は俺より強い

……ん？女？あいつ、女なのか…？

《解。そうです》

マジかよ…見た目によらずってやつ？

まあ兎に角…彼奴は超危険人物だな！負ける気がするが、何とかなるだろ！←