賢者の孫には姉が居るそうです3【賢者の孫】

106話 ページ6

馬車が止まったかと思ったら索敵魔法に反応があった

道をふさいでいたのは…狼の魔物

トール「どうします？これくらいなら一人で大丈夫そうですけど」

アリス「あたし！あたしやりたい！」

ユーリ「私もやりたいわぁ」

トニー「僕もだねぇ」

シン「じゃあくじ引きだな」

シンは収納からくじを取り出した

マリア「シンの異空間収納の中身どうなってんの？」

皆で一本ずつ棒を引く

当たったのは…

リン「やった、当たり」

マリア「じゃあリンお願いね」

リン「わかった。任せて」

狼が威嚇しても止まらないリンを見て攻撃をしかける

しかしそれよりも早くリンが風魔法で狼を切り刻んだ

シン「大分魔法の起動が早くなったね」

リン「むふ、楽勝」

『てまももう少し魔力が少なくても倒せたよ。そうすればもっと起動が早くなる』

リン「そっか、次は気を付ける」

アリス「次はアタシね!!」

マリア「ダメよ、次もくじを引きましょ。リンを除いて」

リン「酷い。私もやる」

アリス「あんた今やったじゃない！」

メリダ「…合宿前でこれかい…他所様の子をこんなにしちまって…」

オーグ「さあ皆、馬車にもどれ。先を急ごう」

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