賢者の孫には姉が居るそうです3【賢者の孫】

112話 ページ12

まあ、そんなこと今さらだよね！前世でなにか悪いことたのかもしれないし！

話しは変わるが、メイはお婆様のファンらしい

メリダ「こんなお婆ちゃんでがっかりしたろ？」

メイ「そ、そ、そんなことないです！私のお祖母様より全然若いし…綺麗だし…あと…あと…とっても綺麗です!!」

ほんわかするなぁ…こういう空気……

メリダ「夕食前に温泉に行こうって言ってたとこさ。アンタ達も来るかい？」

メイ「は、は、はいです！」

エリザベート「ご一緒しますわ」

お婆様とメイは手を繋いだ

メリダ「やっぱり素直な女の子可愛らしくてはいいねぇ。手を繋ぐのも新鮮だよ」

シン「悪かったな。俺は可愛くない男で」

『…素直じゃない女で悪かったわね』

メリダ「本当だよ。シンは目を離すと何しでかすか分からなかったからねえ。小さい頃手を繋いでたのはシンを拘束するためだったからね…Aはまだ大人しかったから良かったけど恥ずかしがって繋いでくれなかったしねえ」

シン「マジで！？」

マリア「シンには悪いけど…メリダ様の気持ち分かるわ〜」

アリス「シン君みたいな子供じゃ拘束しとかないと心配でしょうがないよね!!」

リン「確かにその方が効率的」

ユーリ「ゴメンねぇウォルフォード君。それは仕方ないかもぉ」

オリビア「私の子供はそんなことがないように祈ります…」

おおお…ボロクソ言われてるな、シン

シシリー「あ…あの…えと…私は……」

シン「いいんだシシリー…気を使わなくても…」

シシリー「そ、そんなんじゃないです!!シン君との子供(・・・・・・・)なら可愛いでしょうし、私は喜んで手を繋ぎますよ!!」

その言葉で辺りが騒然とする

シシリー「あ、あれ？私、今なんて？」

マリア「シシリー…アンタ…」

『大胆ね』

リン「盛大な自爆」

シシリー「あ、あぅ、あぅ、やあああああ」

赤くなった顔を隠しながらシシリーは逃走した←

オーグ「シン…分かってるよな」

シン「あそこまで言われてわからないほど鈍感じゃないよ…」

『あそこまで言われないと分からない鈍感なの』

シン「うぐっ…」

オーグ「まあ…頑張れ……シエルもな」

シエル「…分かってるよ……」

？何でそこでシエルが出てくるんだ？

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