36話【双つの黒1】 ページ4
あれから探偵者は拠点を変えて、此方達を解放した……ある条件をつけて。
「茶会か……」
紅葉「全く、太宰のやつも何を考えているのやら……。」
大方は想像できる。
恐らく、ポートマフィアと手を組むつもりだろう。
紅葉「……のぅ、Aや。」
「？何だ？」
紅葉「此れは……夢かの？」
目の前に写し出されたのは……目から地を流しながら暴れている一般市民だった。
「此れは……ドグマ．ラグラ…？何故、彼の異能が……？」
紅葉「鴎外殿め、Qを解放したか……！」
市民「殺す…！」
不味いな…一般市民を殺すわけにもいかん。
「紅葉！絶対に殺すな！気絶させろ！」
紅葉「あ、嗚呼！」
しばらくたつと、爆発音、そのあとに煙が立ち込めた。
紅葉「此れは……！」
「ｹﾎｯ…飽和チャフだ。」
太宰くんか……敦くんが落ちてくると信じたのか。
「しかし、被害がでかいな。」
紅葉「マフィアに急がなくてはな。」
ーーーマフィアーーー
本部ビルの中には黒いビニールにくるまれた死体と忙しそうに動く黒服、それと中也くんと鴎外のすがたがあった。
自動ドアをくぐり中に入る。
森「おや、紅葉くん！」
紅葉「太宰のやつに探偵社を追い出されましてのう。」
「役立たずの捕虜をおいても世話代が嵩むからと宿泊費代わりに伝達人の使い番まで押し付けられた。」
封筒を渡しながら言う。
「探偵社の社長から茶会の誘いだ。」
森「……成る程そう来たか。」
中也「どうします、首領。」
森「受けよう。護衛に黒蜥蜴、黒服……それと、Aくん、頼めるかね？」
「言われなくても、首領の仰せのままに。」
茶会か……茶会と言っても、ほぼ殺し合いになるだろうな。
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猫好き - 澁澤さんくらいの髪をおだんごにしたら凄い大きさになりそう……w (2019年1月6日 3時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
無花果神(プロフ) - アンネさん» アンネさん、了解しました！こんな駄作を面白いと言ってくれて、有り難うございます！ (2018年7月4日 0時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
アンネ - とても面白いです!!あの、アンケートなのですが、澁澤さんを生き返らせてください!!!! (2018年7月4日 0時) (レス) id: b67a14933e (このIDを非表示/違反報告)
無花果神(プロフ) - ならさん» ならさん、こんな駄作を読んでくれるなど、感謝でいっぱいです！有り難うございます！此れからも頑張りますね！ (2018年7月3日 23時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
なら(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！アンケートの方はドストさんとのその後に1票で！！これからも頑張ってください！ (2018年7月3日 23時) (レス) id: a4889bdaa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無花果神
| 作成日時：2018年6月20日 17時
