73話．番外編 ページ23
〜翌日〜
アルフレッド「……ではこの問題…シエル…シエル？おい？」
シエルは心ここになしとでも言うように反応しなかった
トール「シエル殿下！」
シエル「あ、はい…すみません」
アリス「どうしたの？シエル」
〜放課後〜
『大丈夫？シエル』
シエル「…ああ。気をつけて」
『お婆様、よろしくね』
メリダ「まかせときな」
〜家〜
メリダが入れた紅茶を机に置き、言った
メリダ「何だいそんなに暗い顔して。Aがアウグストと出掛けるのが嫌ならハッキリそう言えばよかったじゃないか」
シエル「!!そんな事は…」
メリダ「分からないとでも思ってるのかい？Aが自分以外の男と一緒にいることが嫌でしょうがないって顔してるよ」
するとシエルは黙り混んでしまった
メリダ「…………なんで黙るんだい？」
シエル「…兄上は…僕の双子の兄で…何時でも一緒に居て…僕達は一心同体だったのに…Aと二人で買い物いってほしくないと…僕が一緒にいきたかったって…そんなことばかり頭に浮かんできて…」
メリダ「そりゃしょうがない。それが独占欲ってもんさね」
シエル「独占欲…」
メリダ「特に異性に対してはそうだね。好きな異性には」
シエル(好き…ーーー)
メリダ「想像してごらん？もしアウグストがこのままAと仲良くなって付き合うことにーーー…」
するとシエルは一筋の涙を流した
メリダ「ちょっ…ちょっと!!大丈夫かい！？」
シエル「いえ…少し…Aが兄上と…他の男と仲良くしているのを想像したら…勝手に…」
メリダ「ーーー……それだけAを他の男に取られたくないと思ってるって事さね」
シエル「…はい…取られたく、ないです…」
メリダ「それだけ分かれば十分さ。どうだい？自分の気持ちを理解したかい？」
シエル「……はい…僕、は……僕は…Aの事が……好きです…///」
シエルは右手で口元を隠しながら言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
帽子神(プロフ) - 凛音さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2019年6月22日 20時) (
レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎神(プロフ) - かなとさん» すみません！忘れてました！はずしました！ (2019年6月22日 20時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 頑張ってください！賢者の孫、好きです！ (2019年6月22日 20時) (レス) id: 54e9bff691 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月22日 19時) (レス) id: 7faa120487 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：帽子神
| 作成日時：2019年6月22日 19時
