AtRの専属絵師はお嬢様！？【歌い手】 (ページ7)

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『妹は疑問が耐えませんでした

【何故？】【私の事が嫌いなの？】【今までの言葉は嘘なの？】そんな思いが頭の中を駆け巡りました

【止めて】そう言ってもそれでも兄は言葉を止めない

【お前なんて妹だなんて思ったことなんてない】

【気持ち悪いんだよ、化け物！】

その言葉は妹を壊すのに十分だったのです…妹は、笑顔を忘れました』

まふ「やめろ……！」

そらる「…まふまふ？」

『そこからは短かった

妹は施設に引き取られる事になり、双子は離ればなれになった

去り際に妹はこういったのだ

【私達は双子だからまたきっと会えるよ…次に会ったとき覚悟しておいてね？お兄ちゃん】と

【…大好きで、大嫌いだったよ】と

妹が最後に見た兄の顔は…絶望と後悔に満ちた顔だった』

まふ「やめろ！！！」

A除く全員『！？』

まふ「何でお前がその話を知ってるんだ!!その話は…その昔話は…【俺】とAの過去だろ！？何でお前が知ってるんだ！！！」

そらる「おいまふまふ落ち着け！」

坂田「急にどうしたん！？」

うらた「深呼吸しろ、深呼吸！」

まふ「落ち着けないよ！だって…何で……!!」

『……この懐中時計に見覚えはありませんか？』

私は懐から銀色の懐中時計を取り出した

裏には【M&N】と書いてある

まふ「そ…れ…は……」

『…私が7歳の頃双子の兄に貰った懐中時計です。兄が無理を言って両親にお揃いで買って貰ったんです……このイニシャルは【真冬】と【A】から取ったんですよ』

私は白い布を取り、優しく微笑んだ

『だよね？お兄ちゃん』

まふ「…A……？本物…なの……？」

私はやれやれと言うように肩をすくめて言った

『貴方は相川真冬、27歳…AB型の誕生日は10月18日…そして、相川Aという双子の妹と【私達は二人で1つだから、隠し事は無しね！】と約束した……』

それを聞くとまふまふさんは…いや、兄さんは私を抱き締めた

まふ「A…！ゴメン…僕……ずっと、ずっと後悔してて…あの時…僕は……!!」｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

『良いの…もう、良いの…』( ´ー`)

私達は17年の時を埋めるように抱き締めあっていた

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