4.竜神族 ページ4
『何者だ?』
アテネ「そう警戒しないで。私は竜神族のアテネよ」
竜神族?って何だ?
《解。竜神族は世界を作ったとされている世界最強の種族です》
『ヘェ…んな凄ぇ種族が俺に何のようだ?』
アテネ「貴方に興味があってね。名前は?」
『名前?名前は……(前世の名前使うわけにいかねぇしな…)ねぇよ』
アテネ「え!?貴方人間じゃないの!?」
確か猫…だったよな?
《解。マスターは化け猫という種族です。人間になっている間は魔素が放出されないため勘違いされやすいのです》
成る程な…
『俺は化け猫だ』
アテネ「化け猫…そう……なら私が名前をつけてあげる!!」
『は?俺の名付け親になるつもりか?』
アテネ「ええ!」
変わったやつだな……
アテネ「そうね…貴方は…A……Aよ!」
『A…良い名前だ』
そう呟くとアテネが俺の頭を撫でてきた
『お、おい!何を……』
アテネ「辛かったのね」
『は?急に何を……』
アテネ「貴女の過去の記憶が流れ込んできたのよ…辛かったでしょう…私のことをお母さんって思ってくれて良いわよ!」
母さん……懐かしい響きだ……
『おう…気が向いたらな』
するとアテネが爆弾発言を言ってきた
アテネ「ねぇ、私を吸収してくれない?」
『……は?』
アテネ「貴女がこの先もしも一人になっても私が貴女のそばにいれば寂しくないでしょ?」
『……なんだそりゃ…別に手前が良いなら良いけどよ…』
俺はアテネに手をかざして吸い込んだ
《竜神族アテネを吸収したことにより加護、竜神の愛娘を手にしました》
凄い名前の加護だな……
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シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年6月10日 12時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎神 | 作成日時:2019年5月3日 16時