神に近き転生者【転スラ】

8話．森の中 ページ8

〜道中はバッサリカットです〜

俺は先に洞窟から出た

何でも俺がいると洞窟内の魔物が逃げてくから、らしい

リムルが洞窟から出てきたのは約三日後…片言だが喋れるようになってた

其処からは…散策、発生練習、散策、スキル練習、散策&発生練習…rk

途中で狼が襲ってきたがリムルの「あ？」の一言だけで撃退できた

そりゃあんなに妖気出されたら…なぁ

(ｶﾞﾁｬ

リムル「ん？」

ゴブリンか…凡そ30匹。にしてもゴブリンまで居るのか…ファンタジーな世界だな

俺たちを襲うつもりか？だが…

貧相な体躯にボロボロな装備…正直こいつらの攻撃でダメージを受ける気がしない

俺はそっとリムルを抱き上げる。何時でも逃げれるようにするためだ

ゴブリン「グガッ、強き者よ…この先に何か用事がおありですか？」

リムル「初めまして。俺はスライムのリムルという」

するとゴブリン達は急に膝をついた。中には腰を抜かしているものもいる

ゴブリン「グガッ、強き者よ！あなた様のお力は十分にわかりました？どうか声を鎮めてください！」

リムルは状況を理解してねぇな…

『リムル、お前のことだよ』

リムル「俺？」

リムルは少し赤くなった

リムル「ふ、ふふふ判るか？」

ゴブリン「勿論です！漂う風格までは隠せませぬ！」

リムルは妖気を抑えた

ゴブリン「オオッ、助かります。その妖気に怯えるものも多かったので」

リムル「ははは…いやなに、妖気を出してないといろんな魔物に絡まれるからな」

こいつサラッと嘘つきやがった

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