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No1 ページ2

これは、私が道明寺と別れる前の話…

「はぁ…」
ここ8ヵ月、道明寺と全く連絡がとれない。
「忙しいってのはわかってるけど、せめて2ヵ月に1回くらいは連絡くれたっていいじゃない!」
私は、英徳の非常階段で一人、愚痴をこぼしていた。
「へー、そうなんだ。」
「そうよ!あっちがたまには連絡くれよなとかいってたくせに!!
………って私、今誰と話してた…?」
「俺だよ、俺。」
私は慌てて後ろを振り返った。
そこには、花沢類が立っていた。
「…え?花沢類?」
「そーだよ。ってか、どう見ても俺でしょw」
あまりのサプライズで私は固まっていた。
「おーい大丈夫?」
「ふぁ、あっ、うん!!
え?ん??」
「まだ状況をつかめてなさそうだね」
2分後…
「あれ!?花沢類!?いつかえってきたの??!」
「遅w 昨日やっと帰って来たとこかな」
「そ、そうなんだ。」
「それでさっき牧野がいってたことなんだけど…司となんかあった?」
「え?あっ、ううん!なんにもないよ…私今からバイトだからいくねっ!」
「うん。わかった また後で連絡するよ」

「私どうしちゃったんだろー。」
「なにが?」
「優紀〜〜〜〜」
「ちょっとどうしたの?」
「実はね。」
私は花沢類と久しぶりに再会したということを、優紀に話した。
「それでね、なーんかドキドキしちゃって…」
「あーそういうことね。でも、道明寺さんはどうするの?」
「そうなんだよねぇ。そこが問題なの。」
そうこうしてるうちに、バイトの終了時間になった。
「んじゃ、またね!」
そう優紀に言って私たちは家にかえっていった。

「今日もつかれたぁ〜」
pppppppp...
「ん、電話だ。もしもし?」
「俺だよ」
「花沢類??」
「うん。そうだよ」
「どうしたの?」
「明日、バイトが終わる時間に迎えにいくから」
そういうと、花沢類はAの返事も聞かずに一方的に電話を切った。
(どうしたんだろう…?)
いろいろ考えながら私は眠りについた。

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設定タグ:花より男子 , 花沢類 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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もえもえ! - 面白いです! (2015年7月5日 18時) (レス) id: 983500b0c8 (このIDを非表示/違反報告)
優飛(プロフ) - あっ初コメなのにごめんなさい。オリフラはずしませんと違反になってしまいますよ。 (2015年1月12日 21時) (レス) id: 4cef9fb933 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:makiwata1222 | 作成日時:2015年1月12日 20時

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