【はたらく細胞】細胞の恋とほのぼの日和【白血球】

あの二人って ページ31

sideなし。





そこに、いつもの白といつもの赤血球が楽しそうにしゃべっていた。


Aは心がギュウ、となった。押し潰されるような、押さえ付けられるような。


正直すこし苦しい。



貴方｢…ぁ…｣


それをすぐに察するキラー。Aの手を引っ張って行く



キラー｢ほらおいてくぞ？｣



貴方｢わ…っ、ごめん！｣



キラー｢…泣くなよー、ブスになるからー｣


貴方｢…！泣かないよ！ブスになりたくないし…｣



遠回しに優しく慰めるキラーに、嬉しそうに笑うA



貴方｢…うう…｣



けれどすぐに涙は溜まってそれを堪える。


キラー｢はいはい。｣



ぽんぽんと頭を撫でられ、ブワッと涙が溢れる



貴方｢うぅう〜…白さんがぁあ〜…っ｣



キラー｢あー、わかったわかった。はいはいはいはい。｣



子供をあやす親のように言う。



貴方｢…う…んんんん、｣←


キラー｢何今の声ｗ｣←


貴方｢泣き止んだ……｣←



キラー｢あー、お前は1146番が好きなんだな？｣

貴方｢好き…かも｣

キラー｢いや好きだろ。泣くほど何だから…。｣



自分で聞いておいてすこし、キラーもどこかが、イタくなる。



貴方｢…うん｣


キラー｢あー、うん、じゃあ普通にそれ言ってみればいいんじゃねーのか？｣



貴方｢うん。言ってみる。｣

…拗ねてやる…!!→←…あの人らしき人。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す