ブラック本丸産の刀剣女士は･･･2

九話 ページ11

しのぶside

あの1枚しか見ていない？そんな訳･･･


愛「そ、それはぁ蓮さんのぉ報告書でぇ手間取っててぇ、私のやつがぁ出せなくてぇ」


やっぱり桜崎が！


御「でも君の報告書の字はこれだ」


御「私は子供たちの字はしっかり覚えている」


御「蓮の報告書の字は、蓮が書いたものだ」


愛「そ、それはぁ･･･」


御「じゃぁ、一つ一つ、誤解を解いていこう、入っておいで」


スーッ


入ってきたのは、隠の4人と、鳩2匹


御「まずは、隠の方から」


隠-1「はい、私達はよく氷柱様の所へ行って仕事をしているのです
氷柱様はいつも時間に遅れず、鬼を倒したあとでも藤の花の粉を周りに撒いて
私たち隠が、安全に処理できるようにしてくださいます｣


隠-2「ですが、愛柱様と合同任務の時は氷柱様しか動かず、愛柱様は見ているだけ
そもそも来ない日もあります
鬼を倒し終わっても愛柱様は、氷柱様に任務を押し付け、他の柱の方とどこかへ行くだけです」


御「これで、蓮が仕事をしていないという噂は無くなったね」


か、香織さんは仕事をしていないのですか？

それの対し、桜崎は仕事をしている

か、香織さん？あなたは押し付けられているのでは無いのですか？


御「こっちの2人も」


隠-3「お、俺達は愛柱様の任務に行ったのですが、その時に他の隠が仕事をしていると、後ろから鬼が来てその隠に襲おうとしていました
そのため他の隠は、愛柱様に助けを求めたのですが、愛柱様は襲われそうな隠ごと、鬼を刺したのです！
その時の隠は、刺されたことで亡くなりました、愛柱様はこのことをお隠しになられました！」


隠-3「他にも大事なものを奪われ、壊されたなど言っているものもいます！｣

そ、そんな･･･

隠-4「わ、私は最終選別の時に、たまたま近くにいたので見たのですが、初めは日輪刀を持っていませんでした」

日輪刀を持っていない？

日輪刀は、育ての方の日輪刀を持って最終選別に向かいます


それを香織さんは持っていなかった？


隠-4「そして、最終日、会った時にはに、日輪刀を、持っていました･･･」


さ、最終日、持っていた？


隠-4「他のものに聞いたら、お、怯えながら「あいつが俺を餌にした！俺を渡すから見逃してくれって言って逃げやがった！！」と、その人は日輪刀を奪われ、食われそうな時に他のものに助けられたと、言っていました」


ほ、他のものを盾に来て逃げたということ


ﾞ愛川さんﾞ？あなたはどうやって柱になったのですか？

十話→←八話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す