18話【過去編】 ページ22
過去編
Aの幼少期
俺はちょっと特殊な家庭に生まれた
その家は母と父が昔から【天才】と言われていた
そしてその家の子供は当然【天才】として産まれてくるだろう
誰もがそう思う
幼少期から全てが上手くいく
と、両親は思っていた
でも違った
普通の子
それから両親は俺に常に【天才】であれ
そう言い聞かせていた
俺がテストでいい点をとっても
幼い俺「ママ！！見てみて！97点取れたんだよ！」
母「なんで100点じゃないの？どうしてそんな点数で喜べるの！！」ﾊﾞﾁﾝｯ
幼い俺「ご、ごめんなさい」
100点を取らなければ殴られる
例えとっても
幼い俺「ねぇ、ママ！100点だよ！」
母「そんなの当たり前よ？そんなんで喜ばないで、鬱陶しい」
褒めてくれなかった
父に言っても褒めてくれない
いつも天才、天才
ねぇ、天才って何？
それから俺は天才という言葉を聞くだけで嫌になった
体の傷は増えて行った
中学生になった
ここでは普通にいられる
そう思ってた
いつも100点
いつも学年1位
全てが上手くいった
母には「学年1位」とだけ伝えた
母は「そう」の一言
そのうち学校の中で俺の呼び名ができた
【無表情の天才】
周りから天才、天才
天才なんて、大っ嫌いだ
俺は、天才なんかじゃないのに
俺は努力してるのに
天才って、なんにもしなくても出来るやつのことだろ？
俺、努力してるのに
そう思っていた
不意に体育館の横を通る
ｷｭｯｷｭｯｷｭｯ!
なんだ？
覗くとそこでは
ﾞバレーﾞ
高く上がるボール
綺麗な構えでボールを打つ選手
綺麗に決まるスパイク
やってみたい
楽しそう
やりたい
その日から俺は母に隠れてバレーをした
母が仕事で家にいない時公園でバレーをする
そしたらすぐにメンバーが揃った
なぜか？
家庭の事情で困った時、公園に来て
その時に誘ったら、バレーをしたい！
そう言ってくれた
そうして、絶対この6人でバレーをすると決め
高校への入学を同じところにした
もちろん母は、もっといい所へ行け、そう言ってきたが、何も聞かずに【狐崎学院】へ行った
それが俺の過去
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意味わからん！！
ほんとに意味わからんこと言ってすみません
なんでこんなに文才がないんだろうか･･･
まぁ、でもこれで過去編終了です！
次回からはまた普通ですよー！
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狐白(プロフ) - 狂さん» ありがとうございます！あれ…目から血の涙が… (2021年6月24日 14時) (
レス) id: 180f3ffc06 (このIDを非表示/違反報告)
狂 - あれ？目から涙が……とても良い作品でした有り難うございました。・゜゜(ノД`) (2021年6月23日 21時) (レス) id: 9d7ef0cd22 (このIDを非表示/違反報告)
狐珀(プロフ) - お萩さん» 確かに稲荷崎高校、狐でしたね、頑張って鳥系に頑張ります！！ (2020年9月29日 15時) (レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
お萩(プロフ) - あ、あの…稲荷崎高校は狐がモチーフなので鳥系とかにした方がいいと思います…！あ、でもこのストーリーの展開は好きです！ (2020年9月29日 15時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
狐珀(プロフ) - ルルさん» ありがと！応援ありがとうございます！頑張ります！ (2020年9月12日 17時) (レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐珀 x他1人 | 作成日時：2020年8月11日 13時
