狐が3匹 ページ5
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ
あれから少し時間が経ち、本丸にいる全刀が大部屋に集まっていた。
もちろん審神者は先の説教で膝が生まれたての小鹿のようにブルブルと震えていた。
「はい、ちゅーもーく。
これからイベントに行く部隊編成を発表したいとー思います。」
この声で刀剣男子達の話し声がなく無り、視線が審神者へと集まる。
そして、審神者の震えた膝を見て刀剣男子達は思うのだ。
「(あ、歌仙に説教されたな。)」
と秘かに察するのであった。
「では、隊長…小狐丸。」
「小狐だけに、小隊長…」
小狐が立ち上がる。
「次に鳴狐(極)」
お供「なるほどなるほど、かしこまりました。」
鳴狐も立ち上がる。
「次は鶴丸国永。」
「任せておけ。先陣切って空気を掴むぜ。」
鶴丸はジャンプをして立ち上がる。
何時もより気合が入っているようだ。
「次は、堀川国広!」
「お手伝いなら任せて!」
和泉守兼定の隣りからスッと立ち上がる。
堀川は、うん。可愛い。
「次は、ほた」
「はぁーい、隊員やりまーす」
蛍丸は立ちはしないがピシッと手を挙げている。
隣りの愛染は羨ましそうには蛍丸を見つめ
明石は舟を漕いでいた。
「返事が速い(笑)最後まで名前呼ばせて。
……気を取り直して最後に」
「勿論俺ですよね?」
長谷部が立ち上がり、キラキラとした期待を持った目でこちらを見つめている。
君達って人が話をしてるときに
「(被せて話すのが好きのかな?)」
と思う審神者であった。
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作者名:Alice x他1人 | 作成日時:2018年10月5日 2時