白いモフモフ狐系刀剣女子 (ページ4)

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狐が２匹ページ4

審神者は手に握りしめていたイベントの書かれた紙を鶴丸に渡した。

「！！！こりゃぁ驚きだぜ！」

「でしょ！」

「鶴よ、俺にも見せよ。」

「俺にも見せてくれ。」

「順番にな、茶をこぼすなよ！」と言いながら鶴丸はミカと鶯にイベントの紙を渡す。

「よーし、白狐丸国永をうちの本丸にお迎えするぞぉ！」

「「おぉー！」」

鶴と審神者の声が本丸中に響いたとさ。

「主？」

「ん？あ、歌仙…。
(やっべ、そう言えば歌仙に何回か呼び止められたんだった。こうなっなら奥の手！)」

「廊下を走るのは雅じゃないって何回言えば分かるのさ！」

「誠に申し訳ございませんでした！
(決まった！)」

審神者の会心の一撃ならぬ会心の土下座！

で、何時もなら歌仙はわかればいいと引き下がるのだが今回はそうとはいかなかった。

「僕が何回呼び止めたと思ってるのさ！それに今、決まった！とか思ったでしょ？」

むしろ怒りのボルテージが上がったらしくさらに説教される事に。

ズズズー

「今日も本丸は愉快だな。そう思わんか鶯。」

「いや、少しうるさいと思うが」

「ハッハッハ。それもそうか。」

「うぉー！白がここに来る！驚きを提供しなくては！」

なんかちょっとここだけカオスな空間になっていた。