はじめまして。~2~ ページ6
入学式まではもう少し時間がある。
けど、別にしたい事も無いので席から教室を見回していた。
すると目の前から化粧が濃いめの女子軍が向かってきた。
(何か凄い人たち...)
女子たちは私の席の前で立ち止まり此方をじろりと見つめてきた。
「…………」
『………………』
(挨拶をするべき...?)
何をどうして良いのか分からずじまいだけれど、少女漫画みたいな事をすれば良いと思った。
つまりは気前良く､挨拶。
『...おは、おはよ､うございます..?』
「ﾅｯ...!!」
(言えた。挨拶は完璧にできた..!)
なのに女子軍は気まずそうに此方を見るだけ。
(微笑みか..!)
無表情で挨拶しても愛想良く無いから､笑顔を見せないといけないよね。
「ぁ...と、ス、スミマセン.....」
「行こっ、行こっ!」
「.....ﾁｯ」
『．．．．．．．』
気まずそうに謝られ、離れたいと言われ､舌打ちをされた。
女子軍は素早く教室の離れた所に行った。
(これが高校生LIFE...嫌、こんなものか)
現実から少し逃げたいので机の上で俯いた。
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鯰尾「き、如月さーん?」
『何。』
多分前の席の鯰尾が声を掛けてきた。
流石にこのままじゃ失礼だと思い顔をあげた。
鯰尾「うわっ、ビックリした...急に顔を上げるから..」
『で、何。』
まだ、入学式でも無い。
まだ会場に行かなくても良い時間だと思うけど..。
鯰尾「いやぁ、早急女子軍に絡まれてたじゃないですか...?
その時､如月さんが凄い顔してたからビックリしちゃって!」
『.....ん?』
女子に囲まれ私が凄い顔..?一体いつしたんだろう...
鯰尾「あー、まぁ良いです。そろそろ会場に行きますか!」
『うん。』
良く分から無いけど､まぁ良いか。
正直､もうどうでも良いし。
続く (更新停止中)
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ゆりか - もっとみたい〜！乱ちゃん！？まさかのまさか！？痴漢…チカンされる位可愛いの！？凄いと思って終いました…。男の娘なのに…。女子力でふつーに負けました…。顔も…。でも！！桜餅さんの小説とても面白いです！頑張って下さい！！ (2017年7月31日 16時) (
レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2017年1月28日 22時
