届かない。~5~ ページ5
(乱､ほったらかしちゃた...。まぁ、大丈夫か)
高校に着いた。
そこは建物が沢山あって、所謂お金持ちの学園なのだろうか
だが、この高校は入学するのがとても困難らしい。
(学歴と財産だとか)
だから､周りを見渡してもそんなに人数は多く無かった。
加州「そーだ、クラス表見に行こ。」
クラスはA組とB組とC組。
つまりは､加州と同じ組になる確率は1/3。期待しても良いのかな..?
「うん、そうだね」
私達はクラスの表が書かれている場所へと足を進めた。
私は...A組。
何かと一番みたいだから少し嬉しい。
それよりも、加州は何組だろう。
(同じ組が良いな。)
私は隣の加州に声を掛けた。
「何組になったの､加州は」
加州はこちらを向いて答えた。
加州「俺はB組! Aは?」
「.....､私は､A組だったけど..」
同じクラスにはなれなかったか。
けど、教室は隣だから、寂しくなんて無いか。
「.....ふーん。」
加州は少しだけ悲しい顔をした。
何だろう。私と同じクラスが良かったのかな。
少し楽しみな気持ちで､ちょっと加州をからかってみた。
「加州は、私と同じが良かった?」
そう言うと、加州は少し迷いつつも口を開いた。
「....さぁーね。
ま、俺はもう行くから。じゃあね。」
加州からは曖昧な答え。
何だ、やっぱり嫌われてるのか。
少し､期待した自分が悪いのかズキリと胸が酷く痛んだ。
加州は言葉の通り、自分のクラスに行った。
私もゆっくりと自分のクラスに行った。
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ゆりか - もっとみたい〜！乱ちゃん！？まさかのまさか！？痴漢…チカンされる位可愛いの！？凄いと思って終いました…。男の娘なのに…。女子力でふつーに負けました…。顔も…。でも！！桜餅さんの小説とても面白いです！頑張って下さい！！ (2017年7月31日 16時) (
レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2017年1月28日 22時
