第肆拾捌話 〜炭治郎side〜 ページ5
〜炭治郎side〜
俺が...もっと早く鈴花の元へ行ってたら彼女は倒れずに済んだのか?
倒れてる彼女を見て、俺はそう自分で自分を責めていた。
...其れが少し言葉に出ていたらしい。
「炭治郎の...所為じゃない」
「善逸..?」
「鈴花も悪くはない。誰の..誰のせいでもないんだ」
「じゃあ、俺が彼奴の側にいたとしてもか!」
伊之助が善逸につっかかってくる。
...自分に責任を感じてるのか?
「...言っちゃ悪いけど、多分そうだと思う。童磨っていう鬼が言ってることが本当だったら鈴花のこの状態は変わらない」
「そしたら、これは鈴花自身の問題なのか?」
「...そうだと思う。自分で何かの問題があったんじゃないかな?」
鈴花の問題...
「今、俺達に分かる事は“鈴花は前世では人を沢山殺めてた”だけだ
だから、鈴花がそうなってしまった理由や背景、過去を知らないで何か言うのは辞めたほうがいいんじゃないか?」
「...其れは、彼奴が自分の前世を話すまで、って事か?」
「嗚呼、それしかない。無闇に詮索したりしないでいつも通りにしたらいいと思うぞ」
善逸は兎も角、伊之助は理解してくれたか...?
第肆拾玖話 〜伊之助side〜→←第肆拾漆話 〜善逸side〜
135人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葉月(プロフ) - 信乃さん» え、お、面白いですか?!べ、勉強のあいまに更新しますね... (2020年6月30日 7時) (レス) id: da6ac1ffd6 (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - これってもう投稿されないんですか? こんなに面白い作品なのに (2020年6月30日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 露亞さん» ありがとうございます! (2020年1月8日 20時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 最高です!更新頑張ってください!! (2020年1月8日 19時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年1月7日 12時