第伍拾漆話 ページ15
〜No side〜
とある甘味処の一角の席でポツリポツリと話し始める織田作こと織田作之助。
彼の話は実に壮絶なものだった。
少年時代、暗殺者として裏社会で生きてきた少年はとある一冊の本に出会う。
上中巻と夢中になって読み進めていたが、何故か下巻だけ見つからなかった。
ある日、男から下巻を貰った少年。
その男は「最悪の本だ」と言う。
言われても、少年は読み進めていたが、なぜか大切なページが切り取られていた。
「小説を書くということは人間を書くということだ」という言葉を男から教えられた少年は、殺しをやめよう、この話の続きを書こうと決心したのだった。
何十年もたったある日、少年から成長した男は自分の家族とも言える孤児と養ってくれていた店のおじさんを殺されてしまった。
怒りに積み込まれてしまった彼は、ほぼ同じ異能を持った海外の異能者と戦い、死んだ。
大切な、友達に言葉を送って。
「そしてこの世界に転生したのが俺だ。...前世の記憶を持ったまま生まれ落ちた」
135人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葉月(プロフ) - 信乃さん» え、お、面白いですか?!べ、勉強のあいまに更新しますね... (2020年6月30日 7時) (レス) id: da6ac1ffd6 (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - これってもう投稿されないんですか? こんなに面白い作品なのに (2020年6月30日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 露亞さん» ありがとうございます! (2020年1月8日 20時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 最高です!更新頑張ってください!! (2020年1月8日 19時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年1月7日 12時