検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:4,737 hit

闇と光 第捌拾陸話 ページ38

三人は笑い、Aに外へ出るように言った。

Aは大人しく外へ。

出たのを見た後、太宰が上弦の陸にこう言う。


太宰「鬼舞辻の場所を大人しく吐けば痛くしないよ?」

礼於「おい治。そいつに構うことはねェ。やるぞ」


次の瞬間、外にいた彼らが聞いた声は上弦の陸の笑い声だった。

そして次に悲鳴。また笑い声と何が起こっているのか分からなかった。

そう、礼於達がしていることはいたって簡単である。太宰と中也が脇と足の裏をこちょこちょとしてから礼於の炎が身体全体を覆うというもの。


礼於「あっはははっ!!あっちィだろォ?吐いちまえば楽になれるぜェ?」

上弦の陸「吐くわけないでしょ!!」

礼於「じゃあ、次からやり方を変えるか」


礼於のやり方が変わった瞬間、太宰と中也が外に出てきて耳をふさいだ。

突然中で響き渡ったのは案の定、悲鳴。しかし、先程とは違い、その悲鳴は断末魔へと変わっている。

さすがのAでも何が行われているのかわからず、中也に問いかけた。


A「え、な、何してるの?!」

中也「知らない方が身のためだ」

太宰「あれは痛い。酷い。辛いよ」

闇と光 第捌拾質話→←闇と光 第捌拾伍話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

葉月(プロフ) - 黒猫さん» 成る程w (2020年1月22日 23時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - でも、見れたからいいやw (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a06204850 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 黒猫さん» それは恥ずかしいですね... (2020年1月22日 20時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - はい!周りは、小さい子連れの人ばっかりだったので・・・ (2020年1月22日 19時) (レス) id: 8a06204850 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 黒猫さん» 映画ですか? (2020年1月22日 9時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年12月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。