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悪魔の力と星の力 第肆拾伍話 ページ46

結先は川辺に来ていた。川辺では土が崩れやすくなっているところが多数あり、体制が崩れることもあるため、困難な場所である。


不死川「俺達はここで見てる。さっさと行ってこい」


結先は不死川達から離れて一人になった。そこに現れたの8人の鬼。どうやら誰が狙うかを争っているようだった。


結先「仲間割れはよくないよ。それだと、こっちの思うつぼなんだからさ」

鬼1「何だと貴様!」

鬼2「ええい!こうなれば早い者勝ちだ!先にこの俺が貴様をあの方の元へ!」

結先「異能力[怠惰の罪]」


結先はそう言って目を一瞬つむり、その目を開けた。


結先「ねぇ、“あの方”って誰のことかな?もしかして“あの方”って呼んでるくらいだから名前が知られてなくていや、臆病で弱いのかな?」

鬼3「あの方はそのような小物ではない!鬼舞辻様はッ!!」

結先「その名前、言ったね?」


鬼の一人が慌てて口元を押さえる。


結先「ほら、言ってみなよ、皆も。“あの方”ってだーれ?」


数分後、結先の足元には多くの血溜まりができており、そこからは弱々しい声が響いている。


結先「7名様、地獄へご案内______」

悪魔の力と星の力 第肆拾陸話→←悪魔の力と星の力 第肆拾肆話



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作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年12月7日 15時

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