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岸「さっき、ごめんな？みんなと打ち上げ行きたかったよな？」
「いや、大丈夫です。私も優太さんと二人でご飯食べたかったので。」
少しずつ優太さんにも素直になりたくて、ちょっと勇気を出してみる。
岸「ちょっと前進、してるっぽくて良かった。」
優太さんが予約してくれた鉄板焼き屋さんで、カウンターに横並びに座り、乾杯する。
「今日は一日お疲れ様でしたっ。」
岸「ん、お互いお疲れ様。」
岸「そういえば、最近、あの親友くんとはどうなの？」
「あー…、なんか、彼女出来るっぽいですよ。」
岸「まじかっ。急展開だな。」
「会社の後輩？から猛アタックされてるらしくて。」
「あいつは私の彼氏でもなんでもないし、そろそろ解放してあげないと、ですねっ。」
岸「…」
岸「そんなにすぐには同じ立ち位置にはなれないの分かってるけど、俺結構キャパ広い方だと思うよ？」
優太さんがふにゃっと柔らかく笑いかけてくれる。
こんな笑顔向けられたら、こっちまで気が緩んで笑ってしまう。
「優太さんのキャパの広さは、重々承知です。」
岸「じゃあさ、もっと頼ってよ？」
岸「頑張ってる佐藤も好きだけど、俺はもっと佐藤の色んな表情見たいなって思ってるから。」
" 好き " という言葉をストレートにぶつけてくれる優太さん。
この気持ちに正面から向き合いたい、と今はただそう思った。
「優太さん」
岸「ん？」
「あの……下の名前で呼んで欲しいです。」
岸「えっ？」
「なんか、優太さんに名前呼んで欲しい、って今思ったんです。」
岸「何言われるかと思ったら、そんな可愛いお願いとか狡いわ。佐藤、狙ってる？」
「え、何をですかっ。変なこと言ってごめんなさい。」
岸「いや、ごめん。可愛すぎて動転したわ。」
岸「えっと、A…？」
「…はい」
岸「うわ、なにこれ。今更になって超照れるんだけど。」
「私も自分でお願いしておきながら…。」
岸「なんか、俺ら中学生みたいだなっ。」
「ほんとですね」
こんな恥ずかしいお願いも、一緒に恥ずかしがって笑い合えるのは、きっと優太さんだからだ。
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ソナ(プロフ) - 更新心待ちにしておりました。タコパはどんな展開になるのでしょうか。更新大変でしょうが頑張ってくださいね。 (2019年11月8日 22時) (
レス) id: cd06783b2c (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - 楽しく拝見してます。遠回りしても廉くんにもどること祈ります。これからも更新頑張ってください。 (2019年11月8日 21時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - ソナさん» なかなか更新できていなくてーすみません;;; 波乱のタコパになるのか、のほほん楽しいタコパになるのか、、、乞うご期待頂けたらと思います！ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - かぽるんさん» 返信が遅くなってすみません;オチはまだ決まっていません！岸くんが完璧な彼氏という立ち位置からどうなるのか、、、お楽しみにして頂けたらと思います！笑 (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - えれなさん» コメントありがとうございます！なかなか廉くんと展開しなくてモヤモヤするかもしれませんが、これからも楽しみにしてもらえると嬉しいです♪ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ | 作成日時：2019年9月13日 7時
