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白石「廉さんっ。お願い聞いて貰ったついでに、一個質問していいですか？」
「次は、ちゃんと一個な？」
「うそうそ。ええで。」
白石「今日の午後ボーッとしてたのって、この前お昼並んでた時に言ってた " 横暴な人 " の所為ですか？」
「んー…えっと…」
白石「あっ…ごめんなさい。いきなり立ち入り過ぎですよね。」
「いや、全然大丈夫やねんけど。」
「まぁ、そうやな。あん時はあの横暴女のこと考えとったかな。」
白石「…いいなぁ。」
「え？」
白石「廉さんをそんな風に悩ませられる人が、羨ましいです。」
直球過ぎる言葉に、何て答えたらええか分からんくて思わず黙り込む。
すると、俺を畳み掛けるように次の質問をしてくる白石さん。
白石「彼女じゃないって言ってましたけど、好きな人とか？」
これまた答えづらい質問。
「中学からの腐れ縁な親友、やな。もう一緒におる時間が長過ぎて、好きとか嫌いとかそんな簡単な言葉じゃ表現できん、ってのが正しいかも。」
白石「………」
「でも、最近あいつに振り回されるのも疲れてきたんかな。それで色々考えてぼーっとしとったんかも。」
白石「廉さんみたいな素敵な人が何年も傍にいるのに好きにならないなんて、その方すごいですっ。」
「あいつが恋愛感情抱いてたら、きっと俺らは親友なんて関係でおることはできんからさ。」
「今の関係で支え合うのが一番なんよ、きっと。」
女子ってよく人に話すと気持ちが溢れちゃうとか言うてるけど、正にその状態やった。
ずっと言葉に出すのを避けていただけで、自分の中では何年も前から気付いとった。
俺の中でどんだけAが大切な存在か。
いつもあいつが俺を頼ってきてるようで、ほんまは俺があいつの存在に助けられてるんやって。
こんなタイミングで認めることになるとはな。
白石「親友さんはいるかもしれないけど、でも、廉さんは今はまだ誰のものでもないですよね？」
白石「だったら、私が廉さんの横に居られるようになりたいです。」
白石「一番じゃなくていいから、お試しでもいいから、傍に居させてくれませんか？」
予想以上に積極的で一生懸命な白石さんの姿に、俺はすぐに答えを出すことが出来んかった。
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ソナ(プロフ) - 更新心待ちにしておりました。タコパはどんな展開になるのでしょうか。更新大変でしょうが頑張ってくださいね。 (2019年11月8日 22時) (
レス) id: cd06783b2c (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - 楽しく拝見してます。遠回りしても廉くんにもどること祈ります。これからも更新頑張ってください。 (2019年11月8日 21時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - ソナさん» なかなか更新できていなくてーすみません;;; 波乱のタコパになるのか、のほほん楽しいタコパになるのか、、、乞うご期待頂けたらと思います！ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - かぽるんさん» 返信が遅くなってすみません;オチはまだ決まっていません！岸くんが完璧な彼氏という立ち位置からどうなるのか、、、お楽しみにして頂けたらと思います！笑 (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - えれなさん» コメントありがとうございます！なかなか廉くんと展開しなくてモヤモヤするかもしれませんが、これからも楽しみにしてもらえると嬉しいです♪ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 5652f2b52e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ | 作成日時：2019年9月13日 7時
