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34話~4~ ページ45

私の話を聞いたセキレイは。


…黙り込んでしまった。


「…分かった。
別れてあげるよ。」


「…セキレイ…。」


「…でも!」


顔を上げたセキレイ。


…幼い子どものように泣いていた。


「ボクがAにしてきたことに対しては謝らないから。
…あれがボクの愛し方だ。」


「…えぇ。
セキレイの愛、しっかり受け止めたわ。」


最後だから、と。


私は自らセキレイを抱きしめた。


「…愛してくれてありがとう。」


「…ん…。
Aも…ボクを愛してくれてありがとう。」


「…それじゃあ。
幸せにね、セキレイ。」


そっと身体を離して、私は踵を返した。


「ーーAもね!!
Aも幸せになって…!!!」


「…っ…。」


セキレイの言葉に、涙が出てきた。


ぐっと袖で涙を拭くと。


もちろんよ!、と返した。





高校時代、セキレイは確かに私の隣にいてくれた。


私を愛してくれていた。


…思い出だけは、消えないわ。



セキレイの愛し方は歪んでいた。


だけどその分、純粋だった。


…私を裏切るようなことはしない。


浮気なんか…1度もしなかったんだ。



“Aが一番だから!”



高校時代、セキレイがよく言ってたこと。


…こんな私を愛してくれてありがとう。



「…セキレイも、鳥のように…それこそ鶺鴒のように飛び立つといいわ…。」



そのまま、私は。


セキレイの方を向くことなく…送迎車に向かった。



多分、収録は終わってるから。

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宮崎(プロフ) - アリアさん» 本当にありがとうございます!! (2016年3月28日 5時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» なんとかなりそうなら良かったです!分からなかったらまた聞いてくださいねっ!! (2016年3月28日 0時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
宮崎(プロフ) - アリアさん» 親切にありがとうございます!!!!なんとかなりそうです!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» 分からなかったら、作品探す風に…夢乃ふわりと検索してみてください!私も、夢乃さんのCSSが好きでよく使わせて貰っています!これも、夢乃さんのCSSですのでっ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» えーと…CSSと占ツク内で調べてみてください!CSSも作品の1つですので、小説見つける感じで簡単に見つかりますよ!!それで、調べてCSS配布とか書かれている作品が中にはあるんですけどその作品を開けば指示が乗っているのでそのままやっていけばいいですよ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリア | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年1月7日 22時

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