34話~2~ ページ43
収録を見届けてると。
私の携帯がブブブッと震えた。
「…春ちゃん。
私が収録終わるまでに戻ってこなかったら、TRIGGERの子達に駐車場に行くように言ってもらえる？」
「分かりました…！」
春ちゃんの返事を聞いて、私は携帯を握りしめ。
外に出ると同時に、電話に出た。
「…もしもし。」
相手は非通知だから、分からない。
登録してる番号ではない。
『よかった。元気そうで。』
「…えぇ。」
『いい子に戻れたみたいだね？
さすがはボクのA。』
…大丈夫。
「…セキレイ。
私は、もうあなたのものじゃないの。
あれから…6年経った。」
『何言ってるの？
Aはいつまでもボクのものでしょ？
ボクもAのもの。』
「…違うのよ。セキレイ。」
『違う？何が違うの？』
「…私は、もうセキレイに愛情なんてない。
あれから6年経ったように、私の気持ちも変わっているのよ。」
『A…？
なに、言ってるの…。
君はボクのものだ！
Aはそんなこと言わない！！』
「セキレイの知ってる私なら言わないわ。
高校時代の私ならね…。
私ももう23なのよ？
世間知らずだった頃の私とは違う。」
『嘘だ…嘘だ…。』
「嘘なんて言わない。
ねぇ…セキレイ。
私もあなたも…もう変わったの。」
『A…。
君の想いは…ボクに対する想いは変わっちゃったんだね。』
「…えぇ。」
『でも…ボクは変わってないから。
だから…ー』
「…ー君を見つめてるよ、A。」
…後ろから声と気配がして振り返ると。
にっこり笑っているセキレイが立っていた。
「セキレイ…。」
「A。
まさかここで会えるなんてね？
ボクもたまたま収録があったんだ。」
…携帯を切って、ポケットに戻す。
セキレイ…。
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宮崎(プロフ) - アリアさん» 本当にありがとうございます！！ (2016年3月28日 5時) (
レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» なんとかなりそうなら良かったです！分からなかったらまた聞いてくださいねっ！！ (2016年3月28日 0時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
宮崎(プロフ) - アリアさん» 親切にありがとうございます!!!!なんとかなりそうです！！ (2016年3月27日 22時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» 分からなかったら、作品探す風に…夢乃ふわりと検索してみてください！私も、夢乃さんのCSSが好きでよく使わせて貰っています！これも、夢乃さんのCSSですのでっ！！ (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» えーと…CSSと占ツク内で調べてみてください！CSSも作品の1つですので、小説見つける感じで簡単に見つかりますよ！！それで、調べてCSS配布とか書かれている作品が中にはあるんですけどその作品を開けば指示が乗っているのでそのままやっていけばいいですよ！！ (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
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