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19話~3~ ページ4

そう思って、早々に立ち去ろうとしたら。


「…お姉さん、連れないなぁ。
いいじゃん!行こうよ。」


身長170〜180cmくらいありそうなデカい男共が、行かせまいと立ちはだかってくる。

おまけに腕まで掴まれてる。


…怖い。


「私、連れがいますから。」


「えー?
全然迎えに来ないじゃん。
ね、俺らとイイコトしよう?」


何されるか分かんない。

怖い、助けて。


「…やめて、ください。」


弱気なところだけは見せるな。

こういう奴らに、見せたら終わりだ。


「…お姉さんさぁ…。
連れなんてホントはいないんでしょ?
…もしかして、こーゆーの待ってたんじゃないの?」


「やめて…!」


耳元で囁くように言ってくる。


気持ち悪い、やめて…。

お願いだから…やめて、やめて…。


「…おい、連れてけ。」


「いや、やめてって…!」


そのまま連れて行かれそうになる。


嫌だ、怖い。

怖い、怖い、怖い!!!


こういう時って大声出せば良いのよね…?

だけど、情けないけどっ…。

声が出ない…。

唇が震えてるのを感じた。


「やだ、やっ…ちょっと…!」


「いいじゃん。
期待してんだろ?」


「お姉さんさー。
いい身体してんじゃん。」


「そそられる〜!
美人の泣き顔とかマジやべぇ…。」


「やめて、よっ…。
離してって…!ちょっと…!!」


手が…離れない。


なんでっ…!?

この男、なんでこんなに力強いの…!?


やだ、やだよ…!!

ちょっと…!いい加減にしてよっ…!!


「おね、がい…。」


涙で視界がボヤける。


やだ、なんで泣いてんのっ…。

こいつらの思うツボなのに…!


だけど、怖くて不安で。涙が止まらない。






ーー「俺らの大事なお姫様に何してんの?」







え…?

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宮崎(プロフ) - アリアさん» 本当にありがとうございます!! (2016年3月28日 5時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» なんとかなりそうなら良かったです!分からなかったらまた聞いてくださいねっ!! (2016年3月28日 0時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
宮崎(プロフ) - アリアさん» 親切にありがとうございます!!!!なんとかなりそうです!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» 分からなかったら、作品探す風に…夢乃ふわりと検索してみてください!私も、夢乃さんのCSSが好きでよく使わせて貰っています!これも、夢乃さんのCSSですのでっ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» えーと…CSSと占ツク内で調べてみてください!CSSも作品の1つですので、小説見つける感じで簡単に見つかりますよ!!それで、調べてCSS配布とか書かれている作品が中にはあるんですけどその作品を開けば指示が乗っているのでそのままやっていけばいいですよ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリア | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年1月7日 22時

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