23話~2~ 音也side ページ15
「…社長室に行きましょう。」
「イッチー?」
「社長が呼んでいます。」
「…行こう、七海。」
「…はい…。」
社長室に行くと。
いつものメンバーと…。
「…A、さん…?」
腕を組んで、目をつぶったAさん。
…と、その傍らには…TRIGGERの九条天…。
「…Aちゃんがわざわざ来てくれたの!」
「…大したことじゃないわよ。
…久しぶりね、みんな。」
「A…。」
「Aさん…!!」
「…そ、そちらの方は?」
「TRIGGERの九条天とでも言えば分かる?
君たちが何をしたか分からないけど…うちのマネージャーを巻き込まないでくれる?」
「天!」
「なに?
僕の言ってること間違ってないでしょ。」
「それでも言って良いことと悪いことがあるわ。
…天のことは気にしないで。」
Aさんは、九条さんを止めながら俺たちを見た。
「Aさん…、あの…。」
「…詳細は全て聞いているわ。」
「…そう、ですよね…。」
「…春ちゃん。」
「は、はいっ…!!」
「…貴女はどうしたいの?
…この事務所を離れたい?」
「…っ…。」
「Aちゃん…!
そんな単刀直入に…!!」
「…回りくどいのは嫌いなのよ。
それで?
春ちゃんはどうしたいの?」
…この話はすごくシンプルな話…。
七海に…他の事務所から引き抜きがきた。
しかもその事務所は…レイジングエンターテインメント社。
…HE★VENSの事務所…。
「…A、さん…。」
「…泣かないでよ。
めんどくさいんだから。」
「Aさん!
いくらなんでも言い過ぎです!」
「Aらしくないぞ。」
「…レディ!」
「…ねぇ、君。」
…九条天が立ち上がった。
すごく…威圧感あるなぁ…。
「…ねぇ、君。」
「お、俺ですか…!?」
「…そう、君。赤い子。
名前は?」
く、九条天に話しかけられたっ…!!
どうしよう…!!
「…い、一十木音也です!!!」
「…ふうん。」
「…天…?」
「…。」
「…A帰ろう。」
「…て、ん…?
先に帰っててくれて構わないわよ…?」
「…だったら…外で待ってる。」
「え、えぇ…。…天、大丈夫?」
「…ん…。」
そのまま静かに出ていった。
それだけでも…威厳があるなんて…。
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宮崎(プロフ) - アリアさん» 本当にありがとうございます!! (2016年3月28日 5時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» なんとかなりそうなら良かったです!分からなかったらまた聞いてくださいねっ!! (2016年3月28日 0時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
宮崎(プロフ) - アリアさん» 親切にありがとうございます!!!!なんとかなりそうです!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: 5efce25543 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» 分からなかったら、作品探す風に…夢乃ふわりと検索してみてください!私も、夢乃さんのCSSが好きでよく使わせて貰っています!これも、夢乃さんのCSSですのでっ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 宮崎さん» えーと…CSSと占ツク内で調べてみてください!CSSも作品の1つですので、小説見つける感じで簡単に見つかりますよ!!それで、調べてCSS配布とか書かれている作品が中にはあるんですけどその作品を開けば指示が乗っているのでそのままやっていけばいいですよ!! (2016年3月27日 22時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
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