24話~2~ ページ6
Aside
紫月くんからの電話。
慌てて出てみると、ちょっと面倒くさい案件の話だった。
『すみません、先輩…。
寛いでいましたよね。』
「ううんっ、いいの!大丈夫!
私もそれには、ちょっとだけ戸惑ってたから!
とりあえず…今あるパソコンのデータ送るね。」
『お願いします。』
自室の桃色のパソコンを開いて、データ確認をしていると。
後ろから気配を感じて、振り返ったらそーさんが口パクしていた。
《リビングで仕事しなよ。
ここちょっと冷えるし。》
その言葉に頷くと、そーさんは私のパソコンを持って、リビングに戻っていった。
『先輩…?
もしかして、今誰かと一緒ですか?』
「え?あぁ、うんっ。
お友達数人と一緒だよ!
今ね、お家に遊びに来てるの!」
『うわ…俺最低だ…。
すみません。』
「あ、ううん!
私の友達じゃなくて、彼氏のお友達だから。
そんなに気にしないで?」
『ほんとにすみません…。』
リビングに着いて、ダイニングテーブルにパソコンをそーさんが置いてくれると、早速データを開いた。
「あー…紫月くん、このデータ去年のやつ…だと思うなぁ…。」
『え!?…うわ!ほんとだ…!
すみません!』
「あはは、大丈夫だよ。
ここ数日徹夜多かった?」
『…ま、まぁ…。
慣れないことが多くて…。』
「やっぱり〜!
顔色悪かったから、心配だったんだよー!」
『マジすか…。』
「マジです。
うん、とりあえず私のところにあるデータは全部送るから紫月くんのデータも送って!
半分こしてやろう!」
そのほうが早く終わるから!と、促してみると。
紫月くんも納得してくれた。
520人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ