39話~2~ まふまふside ページ34
「Aちゃん…。」
「ほら、言ったでしょ?
全然大丈夫だったんだから!」
「…そう、だね…。」
なんだか…気が抜けた。
Aちゃんが帰ってこないんじゃないかって、変な不安があったから。
「まふさん、ココアとコーヒーどっちがいいですか?」
「じゃあ、コーヒー…。」
「はいっ、どうぞ。」
Aちゃんからコーヒーを受け取ると、満足げにAちゃんも僕の隣に腰を下ろした。
プルタブを開けて、コーヒーを飲む。
Aちゃんらしい、甘いカフェオレ。
きっと、僕がココアを選んだ時、自分が苦くないように選んだのかな。
「ねぇ、Aちゃん。」
「ん?」
「…どうして、Aちゃんは時々僕に敬語で話すの?」
ずっと、気になってた。
Aちゃんは、そらるさんは然り、luzくんにはタメで話すのに。
なぜか、僕には時々敬語を使っていた。
「えっ…?」
「あ、ごめん…!
ちょっとだけ気になって…!」
「あ、うん、そっかそっか。
あはは、ごめんね。
まふさん、そーさんから繊細な人って聞いてたから…。」
傷つけてないか、心配になるんだ、と。
Aちゃんは困ったように笑った。
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しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
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