35話~3~ ページ26
自分が好きなものに集中してると、時間が経つのなんて結構早くて。
思っていたとおり、本も買ってコーヒーショップで落ち着いていると。
気がついたら、外は真っ暗。
色々お買い物したし、寂しかったのなんて忘れちゃってた。
冬物の新作ワンピースと、新作のダッフルコートも買ったし。
「うー…寒い…。」
コーヒーショップを出ると、暖かい店内とは比例する寒さが襲ってくる。
思わず、マフラーに首を埋めた。
ふと、何の気なしに携帯を見てみると。
ディスプレイには、そーさんからの連絡が10件以上も入っていた。
メールに、電話…。
それに、天くんからも数件。
「…心配、させちゃったのかな。」
それとも、もしかしたら…まだ怒ってるのかも。
文句が言い足りなくて電話してきたんだ。
私だけ、楽しんでるからって。
「帰りたく、ないなぁ…。」
そーさんがそんなことするような人だとは思ってないけど。
そう考えたら、帰りたくなくなった。
今日だけ、りっちゃんの家に泊めてもらおうかな。
なんて、考えながら行く宛もなく歩いていたら。
「……Aさん…?」
後ろから、声をかけられて。
振り返ると…そこには、紫月くんが驚いた顔で私を見ていた。
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しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
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