35話 ページ24
「だから、違うってば!
それは職場の飲み会だったの…!」
「だからって、好意を持たれてるって分かってる男と2人きりで車に乗るのか…!?」
「それはっ…。
終電、なかったし…送ってくれるって言うから…!」
「それなら俺を呼べば良かっただろ…!?」
「そーさん、入稿近いって言ってたから…!」
「…もういいよ。
俺、作業戻るわ。」
あれから、数日。
そーさんとは何故か喧嘩ばっかりの毎日。
紫月くんに、告白されていたことをそーさんに言いそびれてて。
たまたま携帯のディスプレイに、紫月くんからのメールの文章を見られて、知られちゃった。
告白の返事のことだって分かる文章だったから、らしくもなくそーさんはキレた。
ーー「Aちゃん。」
「…天くん。」
最近知り合った、天くん。
そーさんたちと同じ、歌い手さん…?の人。
天月って名前で活動してるとのこと。
今日は、そーさんと一緒に作業しに来てるみたい。
「大丈夫?
そらるさん、めちゃくちゃ機嫌悪いけど。」
「ほんと…?」
「うん。
作業部屋に戻ってきた時、すごい顔してた。
喧嘩してる声も聞こえてきてたし…大丈夫?」
「ごめんね、天くん。」
今お茶淹れるから、と。
なんだか居心地が悪くなってキッチンに逃げた。
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しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
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